7月からTBSの日曜劇場枠で放送される大泉洋主演ドラマ『ノーサイド・ゲーム』に、注目の若手俳優・眞栄田郷敦らの出演が決定。眞栄田は再起を図る主人公・君嶋(大泉)の切り札となっていくキーパーソンを演じる。

本作は、6月13日にダイヤモンド社から刊行された池井戸潤の書き下ろしの新作同名小説が原作。大泉が演じるのは、大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマン・君嶋隼人。出世レースの先頭に立ち幹部候補とまで言われていた君嶋はあることがきっかけで本社から府中工場に飛ばされ、そこで総務部長と兼任でトキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーをするよう命じられる。今は成績不振にあえぐかつての強豪チームであるアストロズのメンバーと共に、出世の道を絶たれた君嶋の再起をかけて戦う姿を描いていく。

今回、出演が決まったのはこの夏ブレイク必至との呼び声高い期待の若手俳優・眞栄田。眞栄田はニュージーランドからの帰国子女で、現地での大学時代にある出来事によって夢を断たれ挫折し、失意のまま帰国して"普通の生活"を送ろうとトキワ自動車に入社した、トキワ自動車本社海外事業部所属の七尾圭太を演じる。いつも笑顔で人当たりが良く礼儀正しい男で、ビジネスの世界で成功しようと意気込むが、大泉演じる君嶋と出会ったことで人生が一変する役どころだ。

眞栄田は「3回ほどオーディションを受けて、この七尾という役を演じさせていただくことになりました。とにかく『この作品に携わりたい!』という気持ちが強くて、身体作りやお芝居で自分をこの役に近づけられるよう精一杯努力したつもりです。七尾役に決まったときはとてもうれしかったです」と作品への並々ならぬ熱意を語り、「最初にオーディションを受けた際、ひとりだけ身体がすごく細かったので、約3カ月で15キロ体重を増やしました。でも、もう少し大きくしたいです(笑)」と意気込んだ。

また、眞栄田の他にも個性豊かで魅力的なキャスト陣が発表された。トキワ自動車研究所の研究員で物語中盤からの鍵を握る人物の一人・星野信輝役にを入江甚儀、トキワ自動車府中工場前総務部長・前アストロズGMの吉原欣二役に村田雄浩、トキワ自動車府中工場長の新堂智也役に、お笑いコンビ・リットン調査団の藤原光博、トキワ自動車の女性社員・吉田夏帆役に南端まいな、そして、トキワ自動車を揺るがすある出来事について何かを知る男・青野宏役に映画『カメラを止めるな!』出演で注目を集めてきた濱津隆之が決まった。

『ノーサイド・ゲーム』は7月7日(日)から放送開始。大泉が個性豊かなキャスト陣と共にどんな大人の青春物語を作り上げていくのかに注目だ。

以下、眞栄田、プロデューサーのコメントを紹介。

◆眞栄田郷敦

3回ほどオーディションを受けて、この七尾という役を演じさせていただくことになりました。とにかく『この作品に携わりたい!』という気持ちが強くて、身体作りやお芝居で自分をこの役に近づけられるよう精一杯努力したつもりです。七尾役に決まったときはとてもうれしかったです。最初にオーディションを受けた際、ひとりだけ身体がすごく細かったので、約3カ月で15キロ体重を増やしました。でも、もう少し大きくしたいです(笑)。

台本を読んで、とにかく面白い! と思いました。台本を読んでいるうちに心が熱くなったり、鳥肌が立って泣きそうになったのは初めての経験でした。特に第1話で大泉さんがみんなに熱く語るシーンの、言葉の勢いやチョイスなどに自分もすごく熱くなりました。 七尾は海外で挫折して日本に戻り、夢を心の底にしまって普通の生活をしようと思っていた男ですが、トキワ自動車に入社していろんな人と出会ううちに自分の夢をもう一度つかもうと動き始めます。七尾は物語全体を動かす役どころだと思っています。大泉さんはじめ共演者の皆さんもおっしゃっていますが、「この作品で日本中を元気にする!」という熱い
思いをもって役を演じていきたいです。」


◆プロデューサー・伊與田英徳

初めてお会いした時から独特の強いオーラを感じておりました。厳しいオーディションの末、この役を掴み取った眞栄田さんのフレッシュな演技に期待しています。大泉洋さんらが勤めるトキワ自動車の運命をも左右する重要な役どころです。役作りのため15キロもの増量をしたのをはじめ、眞栄田さんのこの作品に対するまっすぐな熱意に、私も大変驚かされています。そんな眞栄田さんの魅力がたっぷり詰まった、"七尾圭太"という一人の若者の葛藤と成長をみなさん是非楽しみにご覧ください!

◆番組情報
『ノーサイド・ゲーム』
7月7日(日)スタート/TBS系/毎週日曜 夜9:00~
原作:池井戸潤
主演:大泉洋
(C)TBS