7月からTBSの日曜劇場枠で放送される大泉洋主演ドラマ『ノーサイド・ゲーム』に、西郷輝彦の出演が決定。約24年ぶりのTBS日曜劇場出演となる西郷は、大泉演じる主人公・君嶋が勤めるトキワ自動車の社長を演じる。
本作は、6月13日にダイヤモンド社から刊行された池井戸潤の書き下ろしの新作同名小説が原作。大泉が演じるのは、大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマン・君嶋隼人。出世レースの先頭に立ち幹部候補とまで言われていた君嶋はあることがきっかけで本社から府中工場に飛ばされ、そこで総務部長と兼任でトキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーをするよう命じられる。今は成績不振にあえぐかつての強豪チームであるアストロズのメンバーと共に、出世の道を絶たれた君嶋の再起をかけて戦う姿を描いていく。
今回、出演が決まったのはトキワ自動車の社長・島本博役の西郷。島本は、120年の歴史があるトキワ自動車の創業家社長で経営においては常に厳しい目を持つ堅実な人物である一方で、根っからのラグビー好きでアストロズの創設者でもある。本社の幹部候補生であった君嶋の能力を高く評価しており、信頼しているという役どころだ。
西郷は1995年に放送された『輝け隣太郎』以来、約24年ぶりの日曜劇場出演。今年で芸能生活55周年を迎えた西郷が記念すべき年に選んだのが本作。発売されてすぐに読んだ「下町ロケット」に感動していたという西郷は「まさか池井戸先生の新作に出演できるとは夢にも思いませんでした。最高です!」と喜ぶ。
また、自身の役について「僕が演じる島本という男はスポーツが大好きな社長です」と語り、「現実社会ではそこまでスポーツにのめり込んでいる社長に会ったことはないのですが、事業もスポーツも紳士であることをモットーに、胸のうちに熱さを 秘めて、若い連中とともに作り上げていきたいと思います」と熱く意気込んだ。
工場に飛ばされ出世の道を断たれた君嶋の救世主となるのか、それとも再起を阻む人物となるか・・・西郷がどのように島本を演じるのか期待が高まる。
以下、西郷、プロデューサーのコメントを紹介。
◆西郷輝彦
「下町ロケット」は発売されて直ぐに拝読し感動しました。ドラマも見ていましたが、まさか池井戸先生の新作に出演できるとは夢にも思いませんでした。最高です!
僕が演じる島本という男はスポーツが大好きな社長です。現実社会ではそこまでスポーツにのめり込んでいる社長に会ったことはないのですが、事業もスポーツも紳士であることをモットーに、胸のうちに熱さを 秘めて、若い連中とともに作り上げていきたいと思います。
◆プロデューサー・伊與田英徳
昔から憧れている大先輩にご出演いただくことになって大変うれしく思います。鋭くもあり、一方で優しく後輩を包み込むという役柄は、西郷さんにしか演じきれないと思いオファーさせていただききました。こんな社長がいたらいいなと思えるような社長になっていると思います。55周年という節目にご一緒できて大変光栄です。
◆番組情報
『ノーサイド・ゲーム』
7月スタート/TBS系/毎週日曜 夜9:00~
原作:池井戸潤
主演:大泉洋
(C)TBS
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