10月クールのTBS日曜劇場枠（毎週日曜夜9:00）の主演を木村拓哉が務めることが決定。木村は天才外科医役を務めた2017年1月クールに放送の日曜劇場『A LIFE～愛しき人～』以来2年ぶりのTBSドラマ出演で、今度はフランス料理の天才シェフを演じる。また、共に夢を追いかける女性シェフ役として鈴木京香の出演も発表された。
本作では、慢心から全てを失ったカリスマシェフが世界最高の三つ星レストランを目指して再び立ち上がる、"大人の青春"をかけたヒューマンストーリーを描いていく。これまで多くの職業の人物を演じて社会現象を巻き起こし、平成の日本ドラマを代表する俳優の一人である木村が、"令和"になって最初のドラマで料理に人生をかけるフランス料理の天才シェフ役で新時代も日本ドラマを盛り上げていく。
木村が演じる天才シェフは天賦の才能でフランス・パリに自分の店を持ち、二つ星を獲得、カリスマシェフともてはやされ自信が慢心に変わる一方で、どうしても三つ星に手が届かず、プレッシャーに苦しみ、壁にぶつかり、ある重大事件が起こったことで店も仲間も全て失いどん底に落ちてしまう。しかし、ある女性シェフと出会ったことでもう一度シェフとして生き直そうと決意し、世界最高の三つ星レストランを作り上げることを目指していく。
そして、どん底に落ちた天才シェフと共に三つ星を目指すことになる女性シェフを演じるのが、木村と2007年放送の日曜劇場『華麗なる一族』以来12年ぶりにタッグを組むことになる鈴木だ。主演の木村は「今回共演してくださる皆さん、スタッフと、全力で作っていこうと思っています」と意気込み、「京香さんとの共演はかなり久しぶりになるので、現場でまた一緒に作業させていただく事を、楽しみにしています」と久々の共演を喜んだ。
鈴木も「『華麗なる一族』では、敵対する役柄だったにもかかわらず、現場を力強く牽引していく木村さんに何度も助けてもらいました。今回は同じ夢に向かっていく同士の役です。全力で星を取りにいきたいと思っています！また、凸凹の集まりが最高のチームになっていく過程も、きっと楽しく観ていただけると思います」と力強く意気込む。
また、演出は『アンナチュラル』や『砂の塔～知りすぎた隣人～』『リバース』などを手掛けた塚原あゆ子が務める。フランス・パリの三つ星レストランでの撮影も予定しており、わずか10店のみしかない希少な店舗での日本のテレビドラマ撮影は前例がなく、ミシュランガイドの協力で実現したという。
プロ級の料理の腕前を持つことでも知られる木村がどんな天才シェフ姿をみせてくれるのか。そして、木村と鈴木がどんな大人の青春ドラマを作り上げるのかに注目だ。
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