『びしょ濡れ探偵』矢本悠馬が主演・大原櫻子の兄役に！ポスタービジュアルも解禁

エンタテインメント

2019.05.21

7月クールにドラマパラビ枠で放送される、大原櫻子主演のドラマ『びしょ濡れ探偵水野羽衣』の追加キャストに矢本悠馬、大堀こういち、ヤオアイニンが決定。また、ポスタービジュアルの解禁と、テレビ東京版とパラビ版でエンディングが異なるセパレートエンディングに挑戦することも発表された。

ラブホテル内の探偵事務所を舞台に、水に濡れるとタイムリープできるという特殊な能力を持つ主人公・羽衣（大原）がその能力を生かして"びしょ濡れ探偵"として毎話事件を解決へと導く姿を描く本作。

今回追加キャストとして発表された矢本は、水野探偵社を営む羽衣の兄・水野淳之介役を演じる。連続テレビ小説『半分、青い。』（NHK）や『今日から俺は!!』（日本テレビ）などへ出演し、コミカルな演技で人気上昇中の矢本は、「淳之介は、他のレギュラーキャラやゲストキャラに比べて圧倒的にアホ。リアルバカ。なので、セリフや感情を真面目に捉えて素直に放出しています」と役作りについて明かす。

また、ラブホテルを経営する羽衣の父・水野進吾役に大堀、羽衣の大学の友人である台湾人留学生・ヤン役に台湾で女優として活躍し、日本でも映画やCMなど活躍の幅を広げているヤオアイニンの出演も決まっている。

ヤオアイニンは、「ヤンさんの日本語能力は私よりだいぶレベルが高いので、セリフを覚えるのに苦労しました。初めてのコメディーですし、面白い日本語をたくさん勉強できて面白かったです」と、日本語に苦戦しながらも楽しんでいる様子だ。

さらに、今作ではタイムリープという設定を生かして、テレビ東京版とパラビ版で2種類のエンディングが用意されることになった。各話で起こる2つの事件（問題）の発生までを両者で放送・配信し、その後、テレビ東京版では、1つ目の事件の謎を解き、パラビ版では2つ目の事件を解決する模様が描かれるという。

以下、追加キャストのコメントを紹介。

◆矢本悠馬

――オファーを受けた時の想い、台本を読んだ感想

本を初めて読んだとき、思わず笑ってしまいました。その瞬間にこのオファーを絶対受けようと決めました。それと同時にこんなに面白い本を立体化するプレッシャーでインする初日まで緊張してあまり眠れなかったです。

――水野淳之介役を演じる上で、役作り等何か心がけていることは？

淳之介は、他のレギュラーキャラやゲストキャラに比べて圧倒的にアホ。リアルバカ。なので、セリフや感情を真面目に捉えて素直に放出しています。そして探偵でもありますから、これまでの探偵像に無いものにしたい欲求と、逆に今まで観てきた探偵感を＋（プラス）したり－（マイナス）したり×（かけ）たり÷（割った）り、悩みながら楽しんでいます。

――大原櫻子さんの印象や共演された感想

大原櫻子ちゃんは、すんなり妹として存在してくれていますし、大堀こういちさんも大先輩ですが気を遣わせないよう親しみやすい父として接してくださって、現場は楽しいしかありません！

――このドラマの見どころ、視聴者の皆さまへメッセージ

毎話出てくるゲストが、もうサブカル好きや演劇好きには堪らないでしょうし、１話をとにかく観て下さい！絶対におもしろ！！ってなって全話観ることになりますから！

◆大堀こういち

――オファーを受けた時の想い、台本を読んだ感想

大原櫻子さんのお父さん役と聞いて、お！これはやりたいと思いましたね。そして、なんとブルー＆スカイさんが脚本と聞きまして、これは何が何でもやりたいと思いました。そして、台本を読んだ時になかなかぶっ飛んだ内容でこんなドラマ見たことないと興奮しました。

――水野進吾役を演じる上で、何か役作り等心がけていること

役作りという作業は一切してないです。水野進吾は可笑しな言動は多いですが、とにかく、純粋に一生懸命生きている、と思いました。そこを表現できればいいなと思いながら演じさせていただきました。

――撮影現場の雰囲気は？

なかなか過酷なスケジュールでの撮影でしたが、「面白いドラマにしたい」という監督を始め、スタッフ、そして、キャスト、ゲスト、みんなが「普通のドラマ」にしたくないという思いがとてもいい雰囲気でした。とにかく、体力的にしんどくても笑いの絶えない現場でした。

――このドラマの見どころ、視聴者の皆さまへメッセージ

多分、不思議なドラマです。普通のドラマにちょっと飽きたなと思ってたら是非見て下さい！なんか知らないうちに「明日も頑張ろう」と思えるかもしれませんし、思えないかもしれません。でも「明日は来ます」それが現実です。そんな現実をちょっとだけ忘れさせてくれる【びしょ濡れ探偵水野羽衣】を体験して見て下さったらうれしいです。

◆ヤオアイニン

――「びしょ濡れ探偵」のオファーを受けた時の想い、台本を読んだ感想

「日本のドラマに出演するよ」と台湾の友人に言ったら、「夢じゃないよね」とびっくりされました。最初は変な役だなと思っていましたが、脚本を読めば読むほど、ヤンさんの性格に惹かれるようになりました。探偵ドラマはずっと興味があったので、不思議な体験ができました。

――台湾から来た留学生役ということで、日本語でのお芝居ですが、大変な部分や、役作りで心がけていることは？

ヤンさんの日本語能力は私よりだいぶレベルが高いので、セリフを覚えるのに苦労しました。初めてのコメディーですし、面白い日本語をたくさん勉強できて面白かったです。

――主演の大原櫻子さんの印象、共演された感想

彼女は可愛らしい方です。個性的な感じがするけど、優しく、とっても面倒見のいい方でした。スタンバイの時に部屋にたまたまあった水を飲もうとしたら「ピピ（愛称）、その水やめたほうがいいよ」と言ってくれました。セリフが長いと、うまく喋れない時もあるけど、いつも笑顔で助けてくれました。本当に素晴らしい方です。

――視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。

初めての日本のドラマの出演で、ちょっと面白くて変な日本語を話すのですが、とっても楽しい撮影でした。気に入ってくれるとうれしいです。