5月1日にテレビ東京で放送された『大食い女王決定戦2019』が、5月16日からパラビで独占配信されている。"平成の四天王"菅原初代、アンジェラ佐藤、ロシアン佐藤、もえのあずきに、全国から集結した8名の"令和の新星"が挑み、MCの高橋みなみを「とんでもないものを見せてもらった」と驚かせた白熱のバトルを見ることができる!
レジェンドと期待の若手が揃う激戦の中で確かな爪痕を残し、その食べっぷりと勢いの良さで注目度をあげているのが小野かこ・あこ。双子である2人は、共に2017年に出場した『元祖!大食い王決定戦~全国縦断!新女王発掘戦~』を機に大食いの道へと本格的に進み、今はポップで食欲そそる大食い動画をあげるYouTuber「はらぺこツインズ」としても活躍している。
そんな大食いファン注目の2人にパラビが独占インタビューした模様を2回にわたって紹介。今回は、出場してきた大会の思い出や"大食いへの目覚め"、"大食い愛"などについて語ってもらった。なお、独占インタビュー映像はパラビで配信中だ。
――こういったインタビューを受けるのは何度目ですか?
かこ&あこ:初めてです!
かこ:緊張します(笑)。
――これまで、大食い選手権のような番組は見られていましたか?
かこ:大好きでずっと見てました!興味はあったんですけど、出るまでには至らなかったです。
あこ:「こんなにたくさん短時間で食べられる人がおるんや、すごいな」って、いちファンとしてずっと見ていました。
――その中でも特にどなたのファンでしたか?
あこ:ギャル曽根さんです。
かこ:私もやっぱりギャル曽根さんかな。大きい口で、おいしそうに笑顔でパクパク食べてらっしゃるのがすごく印象的で。
あこ:私たちは口が小さくて一口でいけなくて、こぼれたりすることが多いんですけど、ギャル曽根さんはそういうのが一切なく、一口でおいしそうに食べられるので、それが見ていて本当に気持ちがいいんです!
かこ:スカッとするよね。
――自分が大食いだと気づいたのはいつですか?
かこ:大学で初めて食べ放題に行ったときに気が付きました。中学から陸上を始めて、中学高校もずっと(あこと)同じように生活していたので、食べる量とかも普通だと思っていたんです。
あこ:食べ放題とかにも特に行ったことがなくて。
かこ:大学で東京に上京して、初めて友達と食べ放題に行ったときに、私たちは全然満腹じゃないのにみんなが「もう満腹だ、食べられない~」と言っていて、「え?90分で全然満腹にならない・・・大食いなんだ!」って気が付きました(笑)。
あこ:中高の時から「よく食べるな」とは言われていたので、自分は食べるほうなんだなとは思っていましたが、大学に行って初めて「あ、本当に結構食べられるんや」って分かったんです。
――大食い選手権に初めて出ようと思ったのはいつでしたか?
あこ:社会人1年目の時にどれだけ食べられるんだろう?と思って。大食い番組って、(試合中に)何杯何キロって出るじゃないですか。あれを見ていて「自分たちは一体何キロ食べられるんだろう」という話になりました。
かこ:「どっちが食べられるか勝負しよう」って(番組に)出たんです。その時は強い選手が2人いらっしゃって、私たちは4キロもつ煮込みを食べたんですけど、その方たちは6キロくらい食べてらっしゃって・・・。
あこ:ファンだったので、その方たちが有名なことは知っていたんです。
かこ&あこ:「あ、〇〇さんと〇〇さんや!」ってなったね(笑)。
あこ:もうただのファンとして「わぁ、すごい!」って言いながら見ていました(笑)。いざ戦ってみたら、二人の間では(かこが)勝ち、(あこが)負けとなったのですが、それ以上に強い方がいるというのを肌で感じて、初めて「強くなりたい!」という悔しい気持ちが芽生えました。
かこ:そうしたら、プロデューサーさんが「新人戦あるから出てみないか?」って声をかけてくださって、出たら(かこが)優勝、(あこが)準優勝したのでそのまま大食いの道に進みました。
――初めて出場したのは何年前ですか?
かこ:2年前になりますね。
あこ:その時は番組推薦枠で出ました。三重県在住だったんですが、広島で予選があったのでそこに出ました。その時に食べたのは・・・レモンカキ鍋、1鍋1キロだったっけ?
かこ:そう。私が4.8キロ食べて。
あこ:私が4.6キロとかやったよね。
かこ:いまだに「広島県民としてうれしいです」とコメントをいただくのですが、出身は三重県なので「ごめんなさい!」っていつも思っています(笑)。
――今日はゼッケンなどを持ってきていただけたので、その当時の思い出をお伺いしてもいいですか?
かこ:(「元祖!大食い王決定戦 ~怪物ルーキー出現!最強王座強奪戦~」時のゼッケンを見せながら)さっきお話した新人戦で優勝した人は、無条件で秋の最強戦というのに出られるんですけど、それがこのゼッケンです。
あこ:私は絶対にかこと一緒に秋の最強戦の男女混合に出たかったので、大阪予選に出ました。その時は2番だったんですが、2人とも9キロ超えだったので、また番組推薦枠で出していただけました。「番組本選に双子で出られるのは番組初だ!やった!」と思っていたんですけど・・・。
かこ:本選の予選があったんですよね。
あこ:当日の朝にバスの中でそれを知らされました。で。AチームBチームに分かれて予選に臨んだんです。
かこ:先にあこがAチームで予選を突破したんですが、私がBで予選落ちしちゃったんです。2人での本選出場が叶わなくなってしまいました。
あこ:2回戦がお団子の大食いだったんですが、それもギリギリでビデオ判定で勝ち残って、初めて海外(タイ)に行きました。その時に初めてもえあず(もえのあずき)さんに勝ちました!
かこ:私は、その時に(あこが)タイで買ってきてくれた、タイで守り神と言われているゾウのキーホルダーを縁担ぎとして試合の時は毎回つけています。
あこ:(「大食い女王決定戦 2018」の時のゼッケンを取り出し)これは過去最高の人数で出た時のものです。この時は最後に号泣しましたね・・・。
かこ:(今つけているゼッケンが)これが今回のものです!
あこ:全部で4枚。どれも思い出深いです。
――今までいろいろ大会出てきて大変だった食べ物はなんですか?
かこ:私は断トツで、秋の最強戦(「元祖!大食い王決定戦 ~怪物ルーキー出現!最強王座強奪戦~」)で出た、"1キロおにぎり"です。他の3選手は男性だったので、顎が強くてバクバク食べていたんですが、私は口が小さくて全然食べられなくて。
あこ:一口の大きさが全然違かったもんね。
かこ:みんな食べ終わってるのに全然食べられなくて・・・それが一番印象深くて、苦しかったです。
あこ:私は・・・さっきも話に出てきたレモンカキ鍋かな。すごい猛暑だったんですよ。その中で、激熱の鍋をガスコンロでさらにグツグツしていたので(笑)。
――反対に、一番おいしかったのは?
あこ:私はタイ料理かな。パクチーとかも食べたことなくて。好き嫌いが分かれると聞いていたのですごい不安だったんですが、どれもおいしかったです!
かこ:私はお寿司が好きなので、今回の大会で出た豪華なお寿司ですね。
あこ:おいしかった。あと、群馬・高崎の焼きまんじゅう!あれもおいしかった~。
――これから挑戦してみたい食べ物や「これなら底なしで食べられる!」というものはありますか?
あこ:お茶漬けとかカレー。それから、卵かけご飯とか・・・水分や餡が絡んでいるものは食べやすい食材なんですよね。うどんとかも食べてみたいな。
かこ:(試合では)ラーメンが多いんですけど、うどんで何かやってみたいね。
あこ:うん。のどごしが良いから。
――試合時の服装について、何か意識をしていることはありますか?
かこ:基本的にはワンピースにしています。お腹がすごく膨れるので。これはアドバイスいただいてやるようになったんですが、本当に苦しくなってきた時には下着のワイヤーもつらくなってくるので、それも外します。
あこ:食べる前に外してます。あとテレビなので双子コーデというか、色違いだったりを着てます。こういうの(ピアス)とかも色違いにして「双子です!」というのを一応出しつつ、あと絶対ワンピースでお腹周りを圧迫されないような服装にするようにしてます。
――大会の移動中などは、他の出場者の方とお話しされたりは?
あこ:します。「周りの動きがこうだったから私はこうだった」とか感想みたいなことを話したりするよね。
かこ:大会の前は何が出るかわからないので予想したりもするね。女子会みたいな感じです(笑)。
――お二人はサイン帳を持っていらっしゃるとか。お気に入りの方のサインなどありますか?
かこ:私は、ロシアン(佐藤ひとみ)さんと三宅(智子)さんからいただいたかわいいサインが・・・。
あこ:一緒や(笑)。
かこ:菅原(初代)さんとアンジェラ(佐藤綾里)さんというサインが並んだページもアツいです。
あこ:ロシアンさん、三宅さん、菅原さん、アンジェラさんのサインが並んでいるのもすごいよね。
かこ:レジェンド並び!
あこ:正司(優子)さんからもいただきました。こんな感じで常に持ち歩いているので、プライベートの時にもらったりもしています(笑)。でも、タイミングを逃しちゃったこともあるよね。
かこ:赤坂尊子さんが大会にいらっしゃると思ってなくて「なんで、サイン帳を持っていかんかったや!」ってめっちゃ後悔した。
あこ:昔からテレビで見ていた方たちのサインを集めたいっていう本当にただの大食いファンみたいな感じなんです(笑)。
(C)Paravi
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