3月23日(土)・24日(日)に都内にて「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2」のキャンプが一般社団法人日本野球機構(以下、NPB)にて実施されました。キャンプ初日のレポートに続き、今回は24日(日)に行われた野球殿堂博物館の見学、オープン戦観戦、ドームツアーの模様をお届けします!

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5月18日(土)・19日(日)に開催されるNPB主催の『スプラトゥーン2』大会で、NPBとプロ野球12球団に選ばれた選手たち。キャンプ2日目はプロ野球への造詣を深めるための講義と見学や体験企画などに参加しました。

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都内にてNPB職員によるプロ野球の成り立ちや選手としての心構えについての講義を終えたみなさんは、プロ野球の歴史や変遷を学ぶために野球殿堂博物館へ移動。東京ドームに併設されている野球殿堂博物館は、野球界の発展に貢献し功労者として表彰された「野球殿堂入りの人々」の展示や、プロ・アマを問わず野球の歴史資料などを数多く収蔵している日本で唯一の野球専門博物館です。

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入館した選手たちは、最初に球場のロッカールームをイメージして作られたプロ野球12球団の展示コーナーで集合写真を撮影。続いて、球団変遷の紹介と、球史に名を刻む王貞治ら名選手たちのホームランボールや記録達成の際に使用された用具などが展示されている「球史に残る名選手」の展示室へ。若い選手のみなさんが生まれる前のレジェンドたちですが、その偉業の数々の展示品を食い入るように見学していました。

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ベースボールの起源や野球の歴史を解説するコーナーでは、最初の野球ルールとして「メンバーは決められた時間通りに集合する」といった冗談とも思えるようなルールなどが紹介され、選手のみなさんも笑顔に。

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アマチュア野球のコーナーでは、各アマチュア大会の記念品などが展示。第100回全国高校野球選手権大会で優勝した大阪桐蔭高校のユニフォームや、中日ドラゴンズに入団した根尾昂選手ら大阪桐蔭の選手たちの寄せ書きもありました。

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ジャイアンツカップで胴上げ投手となった女子中学生エースの島野愛友利選手の紹介や、国際大会の日本代表のコーナーではWBC2連覇を達成した日本代表のユニフォームが勢ぞろい。テレビでも話題となった展示物に見学しているみなさんも興味津々。

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「野球殿堂入りの人々」の肖像レリーフが一堂に会する野球殿堂の大ホールでは、各レリーフを写すと色々な情報が表示される公式アプリも紹介され、早速アプリをインストールして楽しむ人もいました。

同ホールでは、「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」の決勝で戦ったチームのユニフォームやコントローラーも飾られていました。eスポーツで活躍する選手のみなさんは身近な内容ということもあって気になる様子でした。

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また、先日引退した元メジャーリーガーであるイチロー選手の特別展示「ありがとう イチロー選手」には、イチロー選手の過去在籍したチームのユニフォームやバット・スパイクなどがズラリ。

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野球殿堂博物館 開館60周年記念展「野球殿堂ってなぁに?」が開催されている企画展示室では、野球殿堂に関する様々なトリビアが陳列。殿堂入りの出身地ランキングなどの話題で、見学していたみなさんは盛り上がっていました。

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さらに、イベントホールに設置されているプロの投手と映像で対戦が楽しめるバッターボックス体験コーナーをみんなでプレイ。なかなかヒットすらも出ない中で、福岡ソフトバンクホークスのチーム「GGBOYZ」のたいじ選手がいきなりホームランをかっ飛ばし、ギャラリーから大歓声が沸き起こっていました。

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    見学が終了すると、バックスクリーンの両脇にある東京ドーム パーティースイートにてジャイアンツ対マリーンズのオープン戦を観戦しました。めったに利用することができないラグジュアリーな空間での野球観戦に、大いに盛り上がるみなさん。白熱の試合展開からジャイアンツの逆転劇という幕切れに、エキサイトな観戦となっていました。

    そして、オープン戦終了後に実施された球場体験となる「ドームツアー」では、プロ野球の「現場」を体験。未だ熱気が残るグラウンドに降りて「プロ野球の現場」を肌で体感し、球団を代表する選手としての今後の活動に責任と自覚を改めて感じたようでした。

    今後は、4月14日(日)に「オープン戦」を実施し、5月18日(土)・19日(日)の本大会を迎えることとなる選手一同。プロ野球の歴史や変遷、心構えなどを学び、球場での観戦と球場体験ツアーを経て、プロ野球への造詣を深めたことで、一味違ったイカしたプレイを見せてくれることでしょう。

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