2019年4月よりTBSにて放送される山下智久主演『インハンド』。このほど、オリエンタルラジオの藤森慎吾の同作へのレギュラー出演が明らかになった。
本作は「イブニング」(講談社)で連載中の朱戸アオによる同名漫画を原作に据えたヒューマンサイエンスミステリー。山下演じる主人公・紐倉哲(ひもくら・てつ)は、寄生虫を専門とする天才科学者。無愛想でドSな変わり者だ。買い取った植物園の巨大温室を研究所兼自宅とし、さまざまな動物たちと暮らしている。紐倉は右手に黒いロボットハンドのような義手を装着している。だが、義手になった経緯は明かそうとしない。
そんな変人であり天才の紐倉博士と、濱田岳演じるお人好しの熱血助手・高家春馬(たかいえ・はるま)の 凸凹バディが、菜々緒演じるクールでやり手な美人官僚・牧野巴(まきの・ともえ)と共に、最新科学と医療にまつわる難事件に挑んでいく。
藤森が演じるのは、牧野と共にサイエンス・メディカル対策室で働くエリート官僚・御子柴隼人(みこしば・はやと)。藤森演じる御子柴は上司や強者になびく分かりやすい風見鶏キャラだが、年下の牧野からいいように使われ、なんだかんだで事件調査に協力させられていく。
◆藤森慎吾
――初の連続ドラマレギュラー出演、意気込みをお願いします
非常に光栄でうれしい半面、自分でも不思議です。映画「七つの会議」に出演させていただいたすぐ後に連続ドラマに出演できるなんて、今年はこの後に大きな落とし穴があるんじゃないかってちょっと疑っています(笑)。だから今まで以上に私生活も気を引き締めて、清廉潔白な由緒正しき生活を送っていかないといけないなと思っています。 作品の邪魔をしないよう、皆さんに迷惑をかけないように、真面目に一生懸命がんばります!
――演じる御子柴はどんな人物ですか
御子柴は、菜々緒さん演じる牧野と共に内閣官房サイエンス・メディカル対策室で働くエリート官僚。衣装もパキっとお堅い感じで、こういう格好をすることはあまりないので新鮮でうれしいです。ただ 監督からは、エリートではあるけどそんなにキリっとしてないイメージだと言われているので、チャラ男な雰囲気を3%くらい残しつつ(笑)、キリっとし過ぎていない部分を僕なりに表現していけたらと思っています。
――役者として、どのような一面を見せていきたいですか?
監督が、バラエティで見せている"チャラ男"じゃないところにすごく魅力を感じると言ってくださっているので、視聴者の皆さんが「藤森ってこういう表情もあるんだ」って思うような、僕の新たな一面を見せられるように役と向き合っていきたいと思います。
皆さんからは「調子に乗るな!」と言われそうですが・・・同い年で仲良くさせてもらっている小栗旬さんに、実はたまに演技の相談をさせていただいたりすることもあって。僕ごときがすみません!(笑)でもこんな僕にもすごく真剣にアドバイスをくださるんです。そんな小栗さんからもエールをもらったので、全力で臨みます!
――山下さんの印象は
まだ顔合わせの時にちらっとお会いしただけなのですが、めちゃくちゃスターでした。山下さんが入ってきただけでも、その場の雰囲気がパッと変わるオーラがあるんです。 これまでの出演作もたくさん観ていますが、特にドラマ『池袋ウエストゲートパーク』の大ファンで。そんな山下さんとご一緒できるなんて本当に光栄ですし、色々勉強させていただきたいと思っています。
ただ山下さんと対峙するシーンがあったら、お芝居以前にテレちゃいそうで・・・まずはそこが心配です(笑)。撮影初日も菜々緒さんを前にしてガッチガチに緊張しちゃってヤバかったですから! とにかく少しずつ現場に慣れていきながら、皆さんとも仲良くなれたらと思っています。
◆浅野敦也(プロデューサー)
真面目で堅苦しい印象の内閣官房ですが、『インハンド』では「親しみの持てるユニークな官僚たち」が登場します。菜々緒さん演じるクールな美人官僚の同僚でエリート官僚の御子柴役には、チャラ男芸人の藤森慎吾さん。"チャラ男"と"官僚"という正反対の役柄がどんな化学反応を起こすのか、今から楽しみです!
彼らの上司の室長・網野役には、市井の人を演じたら天下一品の光石研さん。各省庁の偉い官僚たちの間で板挟みになりながらも、しぶとく切り抜けていく光石さんの奮闘は必見です。親しみが持てて個性的な官僚たちがドラマ『インハンド』を盛り上げます。ぜひご期待ください!
金曜ドラマ『インハンド』は4月よりTBSにて22:00より放送スタート。
(C)TBS
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