2019年1月8日(火)に都内にて『初めて恋をした日に読む話』の完成披露試写会・舞台挨拶が行われ、出演者の深田恭子、永山絢斗、横浜流星、中村倫也が登壇した。本作は、TBSにて1月15日(火)夜10:00より放送が始まる新作ドラマ。隔月刊「クッキー」(集英社)で連載されている持田あきの同名漫画を原作に、人生何もかも上手くいかないアラサー女子・春見順子(深田)が、塾講師として持った教え子の東大受験をきっかけに、人生を変えてしまうような出来事に巻き込まれていくラブコメディ。
深田演じるちょっと残念で鈍感だけど一生懸命な順子の前に現れる3人の男性、順子の従兄弟の「出来る男」・八雲雅志役を永山、髪をピンクに染めたおバカな不良高校生・百合匡平役を横浜、順子と雅志と同級生で匡平の担任をしている山下一真役を中村が演じる。
役の衣裳で登場した4人。まず、深田は「ラブコメディは演じていても楽しいです。皆さん、楽しみにしていてください」と挨拶。順子という役柄については「東大受験に落ちてしまってから、本人の中では時が止まってしまっているというところはあると思うのですが、すごくカッコいい女性です。私は、物事にすぐまよってしまうので、演じていて気持ちよくなれる、こんな風になれたらいいなと感じています」と述べた。一方で「おっちょこちょいで、犬に話しかけてしまうところは、自分に似ているかもしれません」と共通点も挙げた。
横浜は、オーディションで役を得たことを明かし、「とても素敵な原作で、魅力的でカッコいい匡平役を絶対演じたいと思いました。髪の毛も、今日のために染め直してきたんです!」と意気込み十分。しかし、舞台挨拶に立つことにやたらと緊張していたようで、中村から「緊張してる(笑)?」と終始ツッコまれる事態に。
この日の試写会で初披露された第1話を振り返りながら、順子を巡る恋敵となる男性陣は、放送に向けそれぞれ見どころをアピール。横浜は「匡平が受ける授業の内容が、ドラマ本編とリンクしてくるんです。2、3話から徐々にそうなってくるので、ぜひ注目してみてほしいです」とコメント。
続いて、永山が「自分の役も順子のことが好きなのですが、匡平に肩入れしていく姿を見てアドバイスをしたり、応援してしまったりもするんです。原作もまだ完結していませんし、このドラマがどうなっていくのか・・・。ぜひ、順子を勝ち取りたいです」と意気込むと、その力強い言葉に客席はおおっとどよめいていた。
中村は「僕の演じる山下という役は、1話では少し尖った印象かも。今後の鍵を握る、スリリングな存在でいられたらなと。でもほんと、永山さんが言うように、(恋の行方は)どうなっていくんですかね?」と問いかけながら、順子が務める山王ゼミナール・塾長役の生瀬勝久などの名前を挙げ、「俺らじゃない、全然違う人とくっついたらおもしろいね(笑)」と笑わせた。
そんな3人からいろんなアプローチをされるのに、なかなか気がつかないという順子。深田は「観ている方もきっと、なんで気づかないんだろう?と思いながら、一緒にきゅんきゅんを体感していただけたらいいなと思います」とにっこり。
横浜は、これまでも少女漫画原作に出演はしていたが「どストレートに世の女性をドキドキさせるような役回りは今まであまりやったことがなかった」という。「監督から『ドキドキさせて、今のじゃドキドキしない!』と言われるので、プレッシャーを感じています・・・」と吐露すると、中村は「おっさんたちにドキドキさせろって言われてるの(笑)?」と爆笑。
永山が「俺はドキドキしたよ。(第1話にある)あの舌をペロッてするシーン」とフォローしたが、中村は「全話通して何回かやるんでしょ?そうしたらファンが"舌ペロ"シーンのまとめ動画とか作ってくれるよ(笑)」と追い打ちをかけ、「俺も流星にバレないようにやろう」と意欲を見せると、「マジすか、それは俺の技なんで・・・(笑)」と苦笑い。しかし、永山も「俺は決めた。やる。深田さんもお願いします!」と煽り、一同を笑わせた。
ドラマの略称は"はじこい"。最後に、深田は「キュンキュンしたり、いろんなことを考えるきっかけにしていただけるドラマだと思います。ぜひこの"はじこい"で、あったかい冬をお過ごしいただけたら」と舞台挨拶を締めくくった。
火曜ドラマ『初めて恋をした日に読む話』は、2019年1月15日(火)夜10:00より放送スタート。
(C)Paravi
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