2018年10月期のTBS日曜劇場枠で、『下町ロケット』の続編がドラマ化することが決定した。原作となるのは、7月20日(金)に発売される最新小説「下町ロケット ゴースト」(小学館)。出演者には、主人公・佃航平役の阿部寛をはじめ、立川談春、安田顕、和田聰宏、今野浩喜、中本賢、谷田歩ら佃製作所のメンバーが再集結する。

20180719_shitamachirocketzoku_02.jpg

発表にあたり、阿部、立川、安田、そして原作者の池井戸より、コメントが届いた。

◆阿部寛(佃航平役)
ご好評いただきました前作から3年、引き続き佃航平を演じさせていただくこととなりました。夢の実現と人々の幸せを必死にもがきながら追い求めてきた佃ですが、今作も難題に直面し、それを乗り越えようともがき苦しむ中から新たな理想と追い求めるべき夢を見つけ出します。会社の経営者として、社員たちの生活を守るのも当然ですが、自らの夢を社員だけでは無く、すべての仲間たちと共に全力で挑戦する等身大の佃航平を演じさせていただこうと思います。ぜひ、楽しみにしていただければと思います。

◆立川談春(殿村直弘役)
池井戸作品のヒットシリーズでの続編ははじめてのことで、お役に立てるよう精進します。生老病死という人間の苦しみに真正面から向き合いながら一歩ずつ歩んでいく殿村に御期待ください。

◆安田顕(山崎光彦役)
佃製作所が、帰ってきます。あれからどうなって、今、どうしているのかと、想い巡らせておりました。日本が世界に誇る、モノづくりの技術。それを支える市井の人々。逆境に打ち勝つ心に、また出会えます。佃社長に、また会えます。一ファンとして、大いなる期待の高まりとともに、一出演者として、吐くほど緊張することでしょう。とにかく、現場が楽しみです。

◆池井戸潤(原作)
阿部寛さん演じる佃社長をはじめ、佃製作所の熱いメンバーたちとの再会を心待ちにしています。今回、窮地に立たされた佃製作所が挑戦するのは、まさに現代日本が抱える難題のひとつです。それに挑む者たちの葛藤や挫折がどう描かれるのか、福澤克雄監督の演出に大いに期待しています。

特許侵害訴訟、ロケットエンジン用バルブシステム開発、人工心臓弁ガウディ計画など、度重なる困難を社員が力を合わせて切り抜けてきた町工場「佃製作所」。しかし、またしても佃製作所は予期せぬトラブルにより窮地に陥っていく。主力商品となっているロケットエンジン用バルブシステムの納入先の業績悪化、主要取引先からの非情な通告、そして、番頭・殿村に訪れた危機。ピンチの中、佃の中には新たな夢が生まれる。宇宙(そら)から大地へ。佃製作所の新たな戦いの幕が上がる!

日曜劇場『下町ロケット』は、TBSにて10月より毎週日曜夜9:00から放送。

(C)TBS