かわかみじゅんこの漫画「中学聖日記」が、有村架純主演でドラマ化されることが発表された。放送されるのは、2018年10月期のTBS火曜ドラマ枠。有村は、これが約1年ぶりのドラマ出演で、民放連続ドラマ単独初主演となる。
物語の舞台は、片田舎の中学校。女教師・末永聖が、勤務先の学校で出会った10歳年下の中学生・晶に心惹かれていく様を、儚くも美しく描くヒューマンラブストーリーだ。有村は、今までの"清純派"なイメージを一新し、初の教師役で"禁断の恋"に挑戦する。
プロデューサーの新井順子は、有村の起用について「原作を読んでいた時、頭の中で繰り広げられる映像の聖は有村さんだったので、今回ご一緒できて本当に嬉しいです。有村さんが放つ"白"というイメージを、良い意味で裏切っていければと思います」と語っている。
放送決定にあたり、有村と原作者であるかわかみから、以下のコメントが届いている。
◆有村架純
一言で表すと、新感覚。言葉にしようとすると、難しいです。ガラスを扱うような、そんな感覚。『中学聖日記』は、青春の1ページでは終わらない、壮大な恋愛物語だと思います。参加を決めてから今までの間で、作品についてスタッフさんと話し合いながら、いろんな時間を過ごしました。そして、今のタイミングでこの作品、キャスト、スタッフの方々と出会えたこと、とても嬉しく思います。どんな3ヶ月になるか、楽しみで仕方ありません。
生徒と教師の禁断な恋愛ではありますが、爽やかな作品を目指して、切なさやずるさ、もどかしさを含めて、観てくださる方々の心を揺さぶる良い作品を作ります!私が演じる聖は、一生懸命さが空回りする不器用なところがありながらも、ひたむきに教師という仕事と向き合っている女性です。思いがけない相手に惹かれていく役柄ではありますが、彼女と一緒に苦しみ、もがき、全力で生きたいと思います。監督はじめ、キャストスタッフの皆さんと、精一杯がんばりますので、皆さん、禁断の恋に、ハラハラ、ザワザワ、ジワジワ、ドキドキしてください!
◆かわかみじゅんこ(原作)
自分の作品をドラマ化してもらえるのは、めったにない貴重な体験で、とても光栄なことだと思っています。特に私はフランスの片田舎で暮らしていて、そこで妄想してきたお話が、実際に今の日本を舞台に映像化してもらえるなんてなんだか夢のよう。主演の有村架純さん(朝ドラ見てました!)の、純粋さの中に強さのある眼差しで、聖を演じていただけるのは本当に嬉しいです。透明な素肌感も、聖と通じるところがあると感じます。そして有村さんは手がとても美しい。手の表情にこだわって描いているので、そこも素敵なミラクルです。ドラマオリジナルの設定も、原作の空気感を最大限に生かそうとしてくださっているのを感じて感動しました。出てくださる俳優さんもすごい方たちばかりで、一視聴者としてもすごく楽しみです。
共演者などの詳細は、続報を待とう。
火曜ドラマ『中学聖日記』は、10月より放送スタート。
(C)TBS
イラスト・書影(C)かわかみじゅんこ/祥伝社フィールコミックス
- 1