『逃げるは恥だが役に立つ』『カルテット』『きみが心に棲みついた』『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』など、数々の名作や話題作を放送し、ドラマファンからも絶大な信頼を寄せられている" TBSテレビの火曜10時 "のドラマ枠。2018年7月期には、綾瀬はるかが主演する『義母と娘のブルース』が放送される。7月5日(木)には、同作の制作発表が行われ、綾瀬のほか、竹野内豊、佐藤健、横溝菜帆、麻生祐未が登壇した。

本作は、桜沢鈴による4コマ漫画を原作に、義母と娘の愛と成長を描いたハートフルな物語。父親の宮本良一(竹野内)と父ひとり子ひとりで生きてきた宮本みゆき(横溝)の前に、岩木亜希子(綾瀬)と名乗るキャリアウーマンがある日突然現れる。彼女は、業界トップシェアの金属会社・光友金属の営業部長を務めるキャリアウーマンで、みゆきの新しい母になる女性だった。初対面の日、亜希子はみゆきに名刺を差し出し挨拶するが、みゆきは拒絶。こうして、亜希子の義母としての初陣はあえなく惨敗に終わってしまう。しかし、亜希子は百戦錬磨のビジネス経験を活かし、みゆきの心を掴もうとありとあらゆる策を練る...。

脚本は、『世界の中心で、愛をさけぶ』『白夜行』『JIN−仁−』『天皇の料理番』など数々のヒットドラマや映画を手がけた森下佳子が担当。上白石萌歌、川村陽介、橋本真実など多彩な顔ぶれで物語を盛り上げる。

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会見で綾瀬は「ようやく第1話ができたそうです。笑って心が温かくなる、素晴らしい作品になっていると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」と挨拶。そして、自身が演じる亜希子という役柄について「仕事はすごくできる鉄の女ですが、それ以外の子育てなどはすごく不器用な女性」と説明する。本作では、無表情で人と話す姿が印象的な綾瀬だが、「(亜希子は)感情が顔に出る人ではないんです。無表情なのは、すごく一生懸命だから。演じているときには、その無表情が出すぎていないか、初めて笑うシーンではどれぐらい笑おうかと考えながら演じてます」と演技プランも明かした。

亜希子は綾瀬にとって初めての母親役となるが「(母親役ではあっても)実際に自分が産んだ子供ではなく、良一さんの娘さんと近しい間柄になるよう努力していく設定なので、私自身も亜希子と一緒に勉強しています。母親ってこんな風なんだなって感じています」と語った。

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また、みゆきの父親であり、綾瀬演じる亜希子と結婚する良一役を演じる竹野内からは、綾瀬が「土下座をするシーンの撮影で土下座をしながら寝ていた」というエピソードも。連日、ハードな撮影が続いていたという綾瀬は「真剣にやってたつもりだったんですけど、一瞬、意識が飛んじゃって」と苦笑いを見せた。

さらに、竹野内は綾瀬について、「そこに存在するだけでみんなを笑顔にできる力を持った方で素晴らしい」と絶賛すると、「(自身が演じる)良一もそこに存在するだけでみんなを和ませて、柔らかい空気にできるような人。自分は、黙っていると怒っているのかよく聞かれるんです。良一さんは真逆なんで、テンションをあげて演じています」と自身の役柄について思いを巡らせた。

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一方、亜希子と良一家族に波乱と奇跡を呼び起こす麦田章役の佐藤は、「話ごとに職を変え、物語前半はかなり謎の男だと思われるような役どころですが、この男がドラマにどう関わっていくかに注目してみてもらえると嬉しいです」とアピール。

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良一の娘・みゆき役の横溝は、「みゆきは(物語の)始めは怒ってばっかりですけど、みんなに愛されるようなみゆきを演じたいです」と意気込むと、「亜希子さんはやることがちょっと変だけど、とっても頼もしいなんでもしてくれるようなお母さんになると思います」と" 母親 "の印象を語って場を和ませた。

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さらに、世話好き・噂好きの不動産屋のおばちゃん・下山和子役の麻生は「愛に溢れる人たちが毎日一生懸命生きて、頑張って奔走しています。ぜひ生き様を見届けてほしいと思います」とメッセージを送った。

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火曜ドラマ『義母と娘のブルース』は、7月10日(火)より毎週火曜夜10:00にTBSで放送。

(C)TBS