名古屋を拠点に活動する男性7人組エンターテイメント集団"祭nine.(まつりナイン)"の初主演ドラマ『ボイメン新世紀 祭戦士ワッショイダー』。本作は、地上波での放送のほかに、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」でも配信されている。それを記念し、プラスパラビでは「祭nine.」メンバーひとりひとりにスポットを当てて紹介。

第2回に登場してくれるのは、ワッショイダーイエローを演じる野々田奏。「お芝居に苦手意識を持っていた」という野々田に訪れた変化とは・・・?

――ドラマが始まって、周りからはどんな反響がありましたか?

野々田:中学から高校時代の友人から久しぶりに連絡がきたりと、周囲の反響の大きさにちょっととまどっています。聞いた話だと、担任だった先生も後輩たちに宣伝してくれているらしくて(笑)。それから「パラビ」でも配信されているので、全国の祭っ子(※祭nine.ファンの総称)からもドラマの感想をいただいて、僕の中では「すごく盛り上がっているな」と手ごたえを感じています。

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――慣れない現場で苦労することも多かったと思いますが、その点はどうですか?

野々田:出演が決まった時は、嬉しさや楽しみに想う気持ちの方が大きかったんですけど、クランクインの日が近づくにつれてだんだん不安が大きくなっていって・・・。

――不安の理由は何だったのでしょう?

野々田:お芝居が好きなメンバーの中で、僕は、割と苦手に思っている方だったんですね。もちろん興味はあるんですけど、自分に自信が持てなくて「果たして自分に演じることができるのか?」と悩みました。でも撮影をしていく中で、不安以上に「演技って楽しいな」と思えることがたくさんあって、演技への苦手意識も、少しずつですけど乗り越えていけたかなって思っています。厳しいけれど愛のある監督の言葉に「なにくそ!」と奮起したり、スタッフの皆さんには見えないところでもたくさん支えていただきました。

――野々田さんの好きなシーンや、印象的なシーンを教えていただけますか?

野々田:クライマックス近くのシーンです。涙を流さなくてはいけないシーンがあるんですけど、感情的にすごく高まっているのに思うように涙が出なくて・・・。悲しいシチュエーションをイメージしながら気持ちを作っていったので、そこのシーンはこの作品の中でも一番感情を込めることが出来ました。ぜひ注目していただきたいです。

――泣けない時の最終手段として「目薬の力を借りる」というのも、映像撮影時はよくありますが、野々田さんの場合はどうだったんでしょう?

野々田:あぁ~、実はそのシーンで僕も目薬を使ってしまいました(苦笑)。でもね、たとえ目薬を使った偽の涙であっても、自分の目からポロリと流れ落ちた瞬間グッと来るものがあったし、その後のお芝居にも自然と気持ちをのせることができました。すごく不思議な経験でしたね。

――楽しかったシーンも、ぜひ教えてください。

野々田:僕がメインのシーンではないんですが、花嫁姿の浦ぽん(浦上)が登場する回(第5話「名古屋花嫁物語」)の撮影は楽しかったし、爆笑しましたね。台本を読んで知っていたのに、メイクした浦ぽんの姿を見た瞬間、思わず「キモッ!」と口に出てしまいました(苦笑)。

――野々田さん好みの花嫁ではなかったと?

野々田:確かに好みではなかったですね(笑)。ぜひ「パラビ」で何度も見直して笑っていただきたいです。かな~り強烈なビジュアルなので覚悟してね!

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――最後に、祭nine.としての今後の夢と、ファンのみなさんへのメッセージをお願いします。

野々田:今回、ドラマ『ボイメン新世紀 祭戦士ワッショイダー』という作品で僕たち祭nine.が主演させていただきましたが、改めて演技の難しさ、奥深さ、楽しさを知ることが出来ました。この経験を生かして今後もお芝居に挑戦したいなと思います。その際には、ぜひ『パラビ』さんの力も貸していただいて、もっともっと多くの方に祭nine.の姿を届けていただきたいです(笑)。

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