名古屋を拠点に活動する男性7人組エンターテイメント集団"祭nine.(まつりナイン)"の初主演ドラマ『ボイメン新世紀 祭戦士ワッショイダー』。名古屋の平和を守るご当地ヒーローとして、メンバーはスタントマンなしのアクションシーンにも果敢に挑戦。持ち前の運動神経とダンスで鍛えたキレのある動きで成長するヒーロー像を等身大で演じている。

本作は、地上波での放送のほかに、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」でも配信されている。全10話放送を記念し、プラスパラビでは「祭nine.」メンバーひとりひとりにスポットを当てて紹介。第1回は、レッドとして引っ張る寺坂頼我に、『ボイメン新世紀 祭戦士ワッショイダー』の撮影裏話や芝居への想い、今後の夢について語ってもらった。

――「祭戦士ワッショイダー」でドラマ初主演、おめでとうございます!

寺坂:ありがとうございます。僕たち、時々自分たちのことを知ってもらうためのチラシ配りとかをしているんですが、その時に「深夜のドラマに出ている子たちだよね?」って声をかけられることが増えてきました。これもドラマのおかげだなって実感しています。

――ドラマデビューを果たした感想は?

寺坂:以前"将来の目標"について取材を受けた時に、メンバーからは「祭nine.でドラマをやりたい」とか「祭nine.の映画を撮りたい」「お芝居をしたい」という話が出ていたんですけど、そのひとつが早くも形になったことがすごく嬉しいし、そこからさらに夢がどんどん広がっていくなと思っています。

――しかも今回はヒーロー役ですね。

寺坂:ヒーローは、ずっとやりたかった役なんです。やっぱりヒーローって子どもの憧れだし、ヒーローになることは男の子なら一度は夢見る"ロマン"だと思います。

20180627_wasshoi_02.jpg

――ドラマを観て、スタッフの特撮愛や、キャストの方々も楽しんで演じているのがヒシヒシと伝わってきました。

寺坂:ありがとうございます、そう言っていただけて嬉しいです!

――撮影で一番苦労したことは何ですか?

寺坂:やっぱり本格的なアクションは初めてなので、アクションシーンには苦戦しました。第1話のスケートリンクで戦うシーンは、最初に撮影をしたんですけど、緊張と寒さで全然動けなくて・・・監督から「足が伸びてない!」「そんなんじゃ子どもたちに憧れてもらえないぞ!」って、めっちゃダメ出しされました。

――自分に足りないことを指摘され自覚していく中で、お芝居に対する意識も変わってきましたか?

寺坂:めちゃくちゃ変わりましたね。芝居に限らず何でも頑張るのは当たり前で、何事にも本気で取り組んで期待に応えられる結果を残さなければダメなんだという気持ちを強くしました。ドラマでは『ワッショイダー』の、ヒーローとしての成長は「祭nine.」メンバー個人個人の成長と重なって、等身大の僕らそのものなんです。撮影中も「こいつ、がんばってるな」「前とは顔つきが変わってきた」と思う事もあり、この作品からいい刺激を受けています。

――『ボイメン新世紀 祭戦士ワッショイダー』は東海ローカルで放送がスタートしましたが、この度動画配信サービス「パラビ」での配信も始まりました。ネット環境があれば、全国どこでも見られるようになり、ファンの皆さんから反響もあったと思いますが、どんな声が届いていますか?

寺坂:ドラマ発表時は「名古屋に住んでいないので見られない」「DVD出してください」など、リアルタイムで見られないことを残念がる声が多かったんですけど、配信後はストーリーや僕らのお芝居についての感想がたくさん届いて、その言葉のひとつひとつに力をいただいています。たくさんお方の力を借りて「祭nine.」の輪を広めてもらっているなと感謝しています。

20180627_wasshoi_03.jpg

――最後に、これからの祭nine.の活躍を楽しみにしている皆様にメッセージをお願いします。

寺坂:これは僕の個人的な希望ですけど、ぜひ『祭戦士ワッショイダー2』をやりたいです!僕が勝手に思っていることなので現段階でそのような予定はないんですが、応援してくださる方の声が追い風になる場合もあるし、僕ら自身もいただいた仕事をひとつひとつ大事に務めて結果を出していけば、いつか・・・決して夢物語ではないと思うんです。そのためにも「祭nine.」として"今"を大事に、全力でがんばりたいなと思います!
もちろん音楽の方でも、3月21日に発売されたセカンドシングル「HARE晴れカーニバル」をひっさげて、いろんなところに僕らの元気を届けに行きたいです。カップリングでドラマ主題歌「祭戦士ワッショイダー」も収録されているので、ぜひ聴いて欲しいです。この曲は、祭nine.の曲の中でも一番"祭り感"満載の曲で、聴くだけで悩みが吹き飛んで明るい気分になれると思います。最初のペケペ~ン♪の音の後に、僕が「祭戦士ワッショイダーとは!」って叫んでいる"いい感じの声"も楽しみつつ、ぜひ一緒に歌ってほしいですね(笑)。

20180627_wasshoi_06.jpg

<関連記事>

『ワッショイダー』インタビュー!祭nine.野々田奏「芝居への苦手意識を変えてくれた」 『ワッショイダー』インタビュー!祭nine.清水天規「楽しさもしんどさも成長の要素」 『ワッショイダー』インタビュー!祭nine.浦上拓也、初ドラマで○○姿に? 『ワッショイダー』インタビュー!祭nine.横山統威、ドラマきっかけに広がる夢 『ワッショイダー』インタビュー!祭nine.神田陸人の"トライ&エラー"

(C)Paravi