TBSの火曜ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』の第4話に登場する絵本を、古谷有美TBSアナウンサーが手掛けている。物語の鍵を握るこの絵本は、江戸川音(杉咲花)と、馳天馬(中川大志)が、小さい頃に一緒に読んだ「むらさきの花のひめ」。夜になると美しい紫の花に変身し、良い香りで人を惹きつけるお姫様の物話だ。
古谷アナは、日ごろから自身の描いたイラストをインスタグラムに載せるほど絵が好きなことで知られており、それを知ったドラマプロデューサーからのオファーで、今回の絵本制作が実現した。
原作漫画にもこの「むらさきの花のひめ」のエピソードは登場するが、絵本の内容のすべては描かれていない。古谷アナは、ドラマのスタッフと打ち合わせを重ねながら、およそ30枚ものイラストを描き、約2ヶ月をかけて一冊の絵本として完成させたという。
第4話では、神楽木晴(平野紫耀)への思いから、真矢愛莉(今田美桜)の行動がエスカレートし、暴走。絵本「むらさきの花のひめ」の物語と、愛莉の切ない過去がクロスして描かれる。音と晴、天馬の恋の行方や、愛莉の切ない思いと共に、古谷アナが手掛けた絵本にも注目だ。
絵本について、古谷アナからコメントが届いている。
◆古谷有美(TBSアナウンサー)
小さい頃から絵を描くのがすごく好きで、趣味の延長ですけど一生懸命やっていたことが、こういう形で繋がって嬉しいです。お話を頂いた時には、あまりにびっくりしすぎてドラマのスタッフには言えなかったんですが、実は絵本を出すのが夢だったんです。実際に絵本になったのを見た時には感動しましたし、ちょっと手が震えました。
私も『花より男子』はもちろん、『花のち晴れ~花男 Next Season~』も大好きですので、(自分の描いた絵本がドラマに出てくるなんて)自分でも放送を見るまで信じられないです!絵本に出てくるお姫さまも、今田美桜さんが演じる真矢愛莉さんのキャラクターをイメージしながら描いたので、絵本とドラマのストーリーがどんな風に重なっていくのか、ドキドキしています。
『花のち晴れ~花男 Next Season~』は毎週火曜夜10:00からTBSにて放送。なお、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」では、『花より男子』『花より男子2(リターンズ)』がレンタル作品として独占配信中。また、本作も放送終了後に、レンタル配信されている。
なお、絵本「むらさきの花のひめ」を古谷アナ自身が朗読した動画が、近日TBSの公式YouTubeにて公開予定。
(C)TBS
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