動画配信サービス「Paravi(以下パラビ)」では、スタートと共に2本のCMが作られた。1本は、TBSとテレビ東京のアナウンサーがコラボしたバージョン。もう一つが、パラビで独占配信されている「SPECサーガ完結篇『SICK'S恕乃抄』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」のクリエイターである堤幸彦監督と植田博樹プロデューサーが登場するバージョンだ。記者会見風に作られたこのCM撮影の裏側を紹介する。

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広い会議室を使って行われた今回のCM撮影。エキストラたちが、会場に居並ぶ記者・カメラマンとして会場に居並ぶ中、CM監督がその様子が映像にどう映るのか、チェックが入念に行われる。その上で、エキストラたちには「体を動かして前方を見てください」とオーダーが出され、さらに繰り返し、丁寧なチェックが行われていった。

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一方で、植田プロデューサーがスタイリストと衣装の相談をする姿が見られた。スタイリストの「堤監督はネイビーがお好きなので、ネイビーのスーツになると思います。植田さんはカジュアルなジャケットがいいかも?」という提案に乗り、自身の衣装を決定。刻々と本番の撮影開始が迫ってきていることを感じさせる。

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そんな中、堤監督が登場。控え室に入室するなり、衣装に着替え素早くスタンバイ。CM監督と共に撮影の打ち合わせを行い、今回は5パターンの台詞を撮影することが伝えられる。CM監督から「台詞を一言ずつ言った後に、ドヤ顔をしていただいて終わります」と聞くと、堤監督は「ドヤ顔・・・」と言いながらも、すぐに表情を作ってみせる。的を射たその表情に、スタッフからは「そうです!」と賞賛の声も上がった。

また、堤監督は絵コンテをすべてチェックした後、植田プロデューサーに「30分もあれば終わる」とポツリ。CM監督をはじめとしたスタッフからは「プレッシャーです・・・」という声が漏れ、場は笑いに包まれた。

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さらに、堤監督は芝居の仕方についても確認。CM監督から「リアル記者会見にしたい」と言われると、「変なことはしないほうがいいのね」とポツリ。スタッフからどんなパターンがあるのか聞かれると、即座に「頭に手を当てて話す」「だらけた座り方をする」「口元に手を当てて話す」など何パターンかを示して見せた。さすがは百戦錬磨の名監督!演出の幅の広さを感じさせる光景だった。

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その後も、植田プロデューサーと楽屋で台詞の練習を重ねる堤監督。モノマネなどで台詞を練習し周りを笑わせながら、いざ撮影へ。堤監督と植田プロデューサーが撮影会場に入ると、一気に緊張感も増していく。そんな中、1テイクで次々と撮影を終えていく2人。順調に進むにつれ、撮影の合間に雑談する余裕も出るほど、リラックスしている様子もうかがえた。とはいえ、撮影を終えた植田プロデューサーは「役者さんは大変ですね」と慣れない撮影に苦戦したようで、苦笑いで撮影を振り返り、堤監督も「役者にはなれないですね、言いたい放題なのがいいね」と語っていた。

「SPECサーガ完結篇『SICK'S 恕乃抄』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」と共に、CMも楽しんでほしい。

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