TBSにて2018年4月22日(日)から日曜劇場『ブラックペアン』がスタートする。原作は、海堂尊の小説で「チーム・バチスタの栄光」の原点となる人気作「新装版 ブラックペアン1988」(講談社文庫)。ドラマでは、二宮和也を主演に迎え、病院、研究室、製薬会社、医療機器メーカー、そして厚生労働省などとの癒着問題や様々な不正、"ブラックペアン"と呼ばれる特製の黒いペアン(止血用鉗子)に隠された過去が暴かれていく痛快な医療エンターテインメントとして描く。
二宮が演じるのは、舞台となる東城大学医学部付属病院で、突如導入されることになった手術用最新医療機器「スナイプ」巡る疑惑をきっかけに、外科医としてのプライドを守ろうとする"オペ室の悪魔"こと渡海征司郎役。共演には、竹内涼真、葵わかな、倍賞美津子、加藤綾子、加藤浩次、市川猿之助、小泉孝太郎、内野聖陽といった豪華出演者が顔を揃えた。
某日、撮影現場を原作者の海堂が訪問し、二宮をはじめ、竹内、葵、小泉らが一堂に会した手術シーンを見学。医師でもある原作者の訪問に、出演者、スタッフが緊張する場面も見られたが、海堂は「原作は10年前の執筆時に、その20年前を描いた作品ですが、撮影を拝見していると、"物語が現代に甦った"という感じがしてワクワクしました。原作の舞台は1988年と今から30年前なので、医療を取り巻く環境はかなり違います。でも、医療の本質は変わらない部分も多い。そういう部分もすべてひっくるめて、新たな傑作を生み出していただけそうだ、という気持ちがしています」とコメント。
また、渡海征司郎を演じる二宮については「リップサービスですが(笑)」と冗談で沸かせながらも、「一流の外科医というのは危機的な状況に直面しても、どこか肩の力が抜けたような、余裕を漂わせているものです。渡海を演じる二宮さんにはそうした感じがよく出ていて(たぶん地じゃないかと思える部分もありましたが・笑)、素晴らしい外科医像を作り出してくださると思います。とにかく、予想は遙かに超えていました」と絶賛。その後、二宮らと固い握手を交わし、ドラマの成功を確信した様子でスタジオを後にした。
日曜劇場『ブラックペアン』は、4月22日(日)より毎週日曜夜9:00より放送(初回は25分拡大版)。なお、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」では、放送終了後に、本作のレンタル配信が行われる。
(C)TBS
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