新動画配信サービス「Paravi(以下パラビ)」にて独占配信されているドラマ「SPECサーガ完結篇『SICK'S 恕乃抄』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」。本作は、TBSテレビ制作、堤幸彦監督の『ケイゾク』『SPEC』に続く待望のシリーズ最新作となる。このほど、初日クランクインを終えたばかりのキャスト&スタッフへの連続インタビューが実現した。
第2弾は、木村文乃とコンビを組むことになった松田翔太。自身の演じる役を"おバカで真面目な男"と捉える松田は、本作にどのように向き合っているのだろうか?
――初日の撮影を終えていかがですか?
堤組に戻って来ることができて、とてもワクワクしています。僕は(監督である)堤幸彦さんの現場づくりが大好きなんです。お芝居の進め方や作り方など、もう一度体験したいことばかりだったので、戻って来ることができて本当に嬉しいです。
――今回の役にあたって、意気込みや気をつけたことはありますか?
堤さんを中心に、『SPEC』のチームが熟成させてきた思いや魂を、しっかり受け継いでやっていきたいですし、それにプラスして(自分の役が)何か新しい要素になれたらな、と思ってます。
――今回演じている高座という男は、どのような役柄なのでしょうか?
とにかく警察馬鹿というか、本当に真面目な男です。正義に対しての執着があるのかな、と僕は考えています。だからこそ、真面目ゆえの天然さのような、ちょっと抜けたところも見せていけたらなと思っています。
――木村さんとは、共演されたことがありますね。
その時の現場も堤組だったんです。映画だったんですが、今回はドラマということで、彼女のまた違った雰囲気を味わうことができて光栄です。
――松田さんのお考えになる木村さんのイメージは?
ユーモアの中に鋭さがあって、気持ちいいタイプの方ですね。ピッとしていて、笑いの中でも、ちょっとしたシュールさがあるんです。クランクイン初日ということもあると思いますが、今日はすごく集中されていたので、僕もいい緊張がもらえてよかったです。
――(堤監督を)厳しいと感じることはないですか?
「厳しさ」にもいくつか種類があると思うのですが、堤さんの厳しさは、僕にとってはすごく素敵なことだと思っています。怖いということはありませんね。優しくて怖いというか、優しすぎるというか・・・。
――堤組の一員として、こうしていきたいなど抱負はありますか?
ビシバシ勉強させてもらえたらなと思っています。堤さんは、アイデアをたくさんくださる方なのですが、一緒にいるとそれを瞬発的に吸収する力がついてくるので、それを強化していけたらと思います。
「SPECサーガ完結篇『SICK'S 恕乃抄』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」は、動画配信サービス「パラビ」にて独占配信中。
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