2018年4月1日(日)より本格始動した動画配信サービス「Paravi(パラビ)」で独占配信される「SPECサーガ完結篇『SICK'S 恕乃抄』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」の特別試写会と制作発表会見が、同日都内にて行われ、出演する木村文乃、松田翔太、竜雷太、監督の堤幸彦、プロデューサーの植田博樹が登壇した。

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なお、試写会前には『SPEC』にも登場していた「どすこいラッパーズ」が、会見前には主題歌『Walls』を歌うシンガーソングライターのAlisaが駆けつけ、熱唱ライブで会場を盛り上げた。

『ケイゾク』『SPEC』に続く待望のシリーズ最新作となる本ドラマは、物語の舞台を警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係、通称「未詳(ミショウ)」から、内閣情報調査室内のSPEC HOLDER対策の特務事項専従係、通称「特務(トクム)」に移行。係長の野々村光次郎(竜)のもと、自傷癖のあるIQ230の御厨静流(みくりやしずる/木村)と警視庁公安部を退職した高座宏世(たかくらひろよ/松田)がタッグを組み、SPEC HOLDERを巡る権力闘争に挑む。

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上映後、一足先に登場した堤監督と植田プロデューサーが、さっそく本ドラマへの意気込みを熱弁。「このシリーズはライフワーク」だという堤監督は、第1話の冒頭シーンに触れながら「あのシーンがどうなるのか、先の見えないスリリングな面白さを楽しんでほしい」とアピール。さらに、放送回数が未定なことから「私の命が尽きるか、『SICK'S』が尽きるか」と覚悟を見せた。

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その言葉にたじろぎ「それは無理です(笑)」とツッコんだ植田プロデューサーだったが、「20年前に竜さん、堤さんとやらせていただいた『ケイゾク』が、自分のプロデューサー人生の始まりのような作品でした。今回の『SICK'S』は、集大成として全力をぶつけていきたい」と熱い思いを語った。

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そしていよいよ、出演者の木村、松田、竜が登壇。熱狂的なファン約500人を前にドラマの反応が気になる木村は、客席に向かって「面白かったですかー?!」と問いかけると、万雷の拍手が沸き起こり、思わず安堵の表情。隣で見ていた松田は、登壇からなぜか噛みまくる木村をいじるかのように、「ヒロヨ・タカクラをやらせていただきました、ショータ・マツダです。今日は最初の1話だけを観ていただきましたが、これから皆さんと一緒に高座、成長していくので見守っていただければ」とゆったりとしたトーンで自己紹介。

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しかし、松田も観客の反応を知りたいようで「・・・どうだったでしょうか?」とモゴモゴしていると、今度は木村が「誰に聞いてるの?」とズバッと返す。慌てた松田が客席に向かって、今度は大きな声で「どうだったでしょうか?!」と呼びかけると、再び大きな拍手が沸き起こった。

御厨役を演じた木村は、役について「お話を頂いた時は3重人格ぐらいです、と言われたんですが、演じているうちに4、5重人格ぐらいあるんじゃないかな?と思いました」と吐露。さらに"ハーバード大卒でIQ230"という設定について、「ちょっとクレイジーな部分をイメージして、ことあるごとに人が違うような感覚でいましたね」と振り返る。

さらに「頭のいいクレイジーな御厨と、熱血おバカな(笑)高座がコンビを組んで、これまで皆さんが築き上げてきたものの上で、どう羽ばたいて行くかが楽しみ」と抱負を語った。

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一方、熱血おバカと評された高座役を演じる松田は「高座は本当に真っ直ぐ。嘘をつけなくて、警察をやめて、未知の世界に入っていく役なので、僕も撮影をしながら少しずつ特殊な世界に対応していきたいですね。だから、僕がどういう風に演じていくのかは、皆さんに・・・何というか、任せたというか・・・」と再びモゴモゴしだすと、隣の木村からは強い眼力が・・・。圧を感じたのか「ほら!そうやって目が"S"になるのが怖い~(笑)」とたじろぐ松田。素でも絶妙なコンビぶりを見せる二人に、会場は爆笑となった。

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また、野々村係長役を演じた竜は「(双子の)兄の光太郎が『ケイゾク』『SPEC』で皆さんの応援を受けましたが、あえなく殉職してしまい、その無念もありまして、老骨に鞭打って、身がたぎる思いで最後までやり通したいです。息の根が止まるまで、真実に向かってひた走る・・・この2、3年で私がどうにかなったら、堤さんとプロデューサーのせいです(笑)」とジョークを飛ばした。

最後に、演出について聞かれた堤監督は、「シーンに応じていろんなことが起こるので、統一した演出はなかったし、そのときどきで最大限で"面白いこと"は何だろうと。でも、今まで作ったものの中で、一番振り切った作品になったと思います。例えば、地上波では自主規制していた表現も、思い切って挑戦してみようじゃないかという感じでしたね」と力強くコメント。

また、『ケイゾク』『SPEC』でミジンコを育てていたことから、何か代わりに野々村係長が育てるものはないか、と思案していた時、松田から"ある話"を聞き「これは面白い!」と即採用されたものが登場するという。映像を観ると、クスッと笑える堤流の細かい演出が施されているので、ぜひ注目していただきたい。

なお、この日は、「Paravi(パラビ)」の記念すべき開局日として、運営会社である株式会社プレミアム・プラットフォーム・ジャパン代表取締役社長の高綱康裕も来場。「Paravi(パラビ)最初の特番が『SICK'S 恕乃抄』であることを大変光栄に思っております。これを機にぜひともご加入いただき、いろいろなコンテンツを楽しんでいただけたら」とアピールした。

「SPECサーガ完結篇『SICK'S 恕乃抄』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」は、動画配信サービス「Paravi」にて配信中。

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(C)Paravi