名作漫画「宮本から君へ」がテレビ東京にてドラマ化され、2018年4月6日(金)よりドラマ25枠にてスタートする。主演を務めるのは、テレビ、映画と幅広く活躍する池松壮亮。

原作は、1990年から1994年まで「モーニング」(講談社)にて連載された新井英樹の作品で、1992年第38回小学館漫画賞青年一般部門を受賞した。2009年には、新たな描き下ろしを加えた「定本 宮本から君へ」(太田出版)も出版されている。

池松が演じるのは、文具メーカー「マルキタ」の新人社員・宮本浩。何事にも不器用な宮本が、"営業"という仕事や恋を通し、人間として、成長していく姿が描かれる。池松は、仕事に苦戦し荒波に揉まれ成長していく宮本が、ライバル社と揉めごとを起こし、その反省のため頭を丸めるシーンなどに体当たりで挑んでいる。

宮本を取り巻く登場人物にも、個性豊かな俳優が集まった。宮本の同期であり良き相談相手でもある田島薫役に柄本時生、宮本・田島の上司でマルキタ営業部の部長・小田三紀彦役に星田英利、自動車メーカー「トヨサン」の受付嬢で宮本が一目惚れする女性・甲田美沙子役に華村あすか、とぼけた性格で度々周囲をイラつかせる宮本の同期・大芝役に新名基浩、いつも宮本の尻拭いをする「マルキタ」営業部の岡崎部長役に古舘寛治。

後半では、宮本に大きな影響を与える営業の先輩・神保和夫役として松山ケンイチ、営業先でもある文具問屋「ハタダ」営業部の安達辰也役として高橋和也、ライバル文具メーカー「ニチヨン」の営業マン・益戸景役として浅香航大、文具の仲卸業者「ワカムラ文具」営業部長・島貫康治役として酒井敏也、神保の友人でデザイン会社勤務の中野靖子役を蒼井優が演じる。

主題歌は、エレファントカシマシが担当。エレファントカシマシのボーカル宮本浩次は、主人公・宮本浩の名前が由来になっていることでも有名だ。また、エンディングテーマはMARUHA「革命」に決定した。

この作品の製作発表が、4月1日(日)都内にて行われ、出演者より池松、星田、華村、浅香、古舘、脚本・監督を務めた真利子哲也が登壇。作品や役に対する思いや、撮影時のエピソードなどを語った。この模様は、のちほどレポートにてお届けする。

ドラマ25『宮本から君へ』は、2018年4月6日(金)放送スタート。毎週金曜深夜0:52~1:23にテレビ東京、テレビ大阪にて。

なお、本作は新動画配信サービス「Paravi(パラビ)」にてレンタル動画配信もされる。

(C)Paravi