2018年4月2日(月)の夜8:00から3時間スペシャルとして放送されるドラマ特別企画『がん消滅の罠』に、元AKB48の渡辺麻友が出演することが明らかになった。本作は、岩木一麻による同名小説を原作とした「寛解」というがんの症状が軽減される状態を切り口に描かれる医療ミステリー。渡辺が女優としてドラマ出演を果たすのは、AKB48卒業後これが初となる。
渡辺が演じるのは、主人公・夏目典明(唐沢寿明)の親友で生命保険会社調査部に勤務する森川雄一(及川光博)の部下・水島瑠璃子役。本役は、リビングニーズ特約(医師から余命6ヶ月以内の宣告を受けた時、契約している死亡保険の一部を生前に受け取れる特約)で夏目の患者が生前給付を受けた案件に不正の可能性があると判断し、調査を進めるきっかけを作る重要な役どころとなる。
出演に先駆け、渡辺と、プロデューサーである倉貫健二郎よりコメントが届いている。
◆渡辺麻友(水島瑠璃子役)
医療ものの作品ということで、肺腺がん患者、リビングニーズ特約、生前給付金、完全寛解など、今まで私が生きてきて、ただの一度も発したことがない単語や、説明台詞の多い役にたいへん苦労しました。私が演じる水島瑠璃子は、生命保険会社調査部の、社会人4年目くらいの女性で、お仕事にも慣れてきて楽しくなってきている頃かな、というような設定でしたので、そのような人物像も意識して演じることができるように心がけました。
AKB48卒業後初のドラマ出演、また、クランクインが唐沢さんと渡部篤郎さん、及川さんの4人だけのシーンということもあり、「テレビでよく観る方たちがいる・・・そこに私が混ざっている・・・何だろうこの状況は!?」とめちゃくちゃ緊張していましたが、「いや、これはとても光栄なこと、こんな機会はなかなか訪れないし、たくさん学ばせていただこう」と必死に気持ちを切り替えて、緊張を乗り越えました。及川さん演じる森川の優秀な部下・水島瑠璃子が調査部で不正を暴こうと鋭い観察をする、唐沢さんに厳しく追求する、など今までにない演技にも挑戦しています。切れ者になりきれているかどうか、ぜひ楽しんで見ていただけたらと思います。
◆倉貫健二郎(プロデューサー)
渡辺麻友さんの、真面目でお仕事に真摯に取り組む姿が水島瑠璃子と重なり、今回の役をお願いしました。唐沢さんや渡部さん、及川さんらベテラン勢の中、意志が強く、切れ者の水島をフレッシュに演じてくださっています。新しい渡辺さんの魅力が出ていると思いますので、ぜひご期待ください!
ドラマ特別企画『がん消滅の罠』は、4月2日(月)の夜8:00から11:07までTBSにて放送される。
(C)TBS
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