家にいるときの生活を24時間撮影することで、その人の生活習慣などを収集・データ化している企業があります。その目的とは?私生活を提供することに抵抗はないのでしょうか?

東京都内のマンションに暮らす独身男性Aさん(29歳)。彼女がいるにもかかわらず、クリスマスイブにはなぜか自宅でひとり。

20200720_parabusiness_02.jpg

その理由は、Aさんの部屋は、リビングからトイレに至るまで、4台のカメラで24時間撮影されているため、彼女が家に来ることを拒んだのです。

Aさんは自ら望んで撮影されています。1カ月20万円の報酬と引き換えに、私生活を24時間撮影される「私生活動画 収集プロジェクト『エクソグラフ』」に参加しているのです。

20200720_parabusiness_03.jpg

収集された「映像データ」は個人が特定されないように処理した上で、必要とする企業などに提供されます。「エクソグラフ」にはこれまで約1,300人の応募がありました。

参加者の女性は「カメラは気になるが、嫌悪感を示すほどではない。日中は仕事で撮られないことを考えれば、1カ月20万円は妥当ではないか」と言います。

プロジェクトを運営するのは、京都大学出身の遠野宏季さん。在学中にAIを扱うベンチャー企業を立ち上げ、医療や人体に関する分析を手がけてきました。

しかし、どんなに進んだ解析技術よりも、まずは元の「データ収集」が必要だと考え、人にまつわるデータを取得する側の立場となりました。

20200720_parabusiness_04.jpg

遠野さんは「部屋の中など身の回りのデータが十分使われていない。それを活用することで健康など、身の回りを良くできる」と話します。

この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年12月25日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

(C)テレビ東京

パラビジネス こちらもオススメ
ガイアの夜明け 定額でブランドバッグ使い放題 https://www.paravi.jp/watch/54417
カンブリア宮殿 GUを復活させた男 https://www.paravi.jp/watch/54070
汚れを水で吸い取る画期的クリーナー https://www.paravi.jp/watch/53981
コーラマニアの店主が作る"クラフトコーラ" https://www.paravi.jp/watch/53609
ナイキが新「厚底」シューズ発表 https://www.paravi.jp/watch/53607