子どものころに飲んだり、食べたりしていたあの商品が、大人向けにリニューアルされて次々と登場、人気を集めています。企業が進める大人化とは。
日本コカ・コーラが30~40代をターゲットにした新しいファンタを発表しました。
フルーツ系の炭酸飲料市場は年々減少していて、特に30~40代の減少幅が大きくなっています。
そこで、日本コカ・コーラは見た目も味も、今までとは大きく違う"大人向けファンタ" 「ファンタ プレミアグレープ」を投入しました。
大人向けファンタの味は、しっかりとした甘みの中にぶどうの渋みもあるといいます。
ぶどうの果汁と実をすりつぶしたピューレを使っていて、ジュースに含まれる果汁はファンタ史上最高の13%です。
置いておくと分離してしまうため、炭酸飲料にもかかわらず、飲む前にゆっくりとひっくり返して混ぜ合わせる必要があります。
日本コカ・コーラの島岡芳和さんは「かつてのブランドのファンをもう一度取り戻すということがキーワード」だと言います。
大人化は菓子でも登場しています。
森永のラムネは、1粒の大きさを従来の1.5倍にして食べ応えを重視。発売開始からわずか1カ月で、年間に予定していた販売数を売り上げるなど大ヒット商品になりました。
森永製菓マーケティング本部の江原敦子さんは「小さいころに食べていた小さいラムネが、自分も菓子も大きくなったことが客の支持を得たのではないか」と言います。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2020年2月18日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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(C)テレビ東京
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