外食産業の成長が伸び悩む中、東京都心で急増しているのがキッチンカー。中には年商2億円の企業も出現しています。そのビジネスモデルの強みとは?
東京駅前の丸ビルに店を構える「オムトラックピット」は、2008年に1台のキッチンカーから始まり、年商2億円まで成長した企業です。
オフィス街の昼時に、にぎわいを見せるキッチンカーの店舗では、出来たての半熟卵のオムライス弁当を求め行列ができます。
オムライスにかけるチキントマトソースなどは、調理場で時間をかけて作っています。
「オムトラック」を立ち上げた島田浩志社長は元銀行員。店舗ではなく、キッチンカーからスタートしたことに、強みがあるといいます。
強みの1つが初期費用の安さだと言います。店舗で開業した場合、約1,000万円必要になりますが、キッチンカーでは100~400万円で始められます。しかも、月々の家賃もなく、固定費も安いといいます。
2つ目は作業時間が最小限なこと。半熟卵は食欲をそそる演出としてその場で焼きますが、あらかじめ作ってあるごはんにソースやトッピングを乗せて提供する時間は、最速で35秒と言います。
3つ目のキッチンカーの強さは人件費を抑えられること。スタッフは最大2人で営業できます。
島田社長は、「働き方改革でジョブジェンジをしたいという人達が増えてきているので、支援していきたい」と語ります。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2020 年1月29日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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