『ますます出前が増加?』動画はこちら

ローソンは、直営店舗の一部でウーバーイーツを利用した宅配サービスの実証実験を行っています。ネットで受けた注文をウーバーイーツで配達します。

特に、「休日に化粧して外に出るよりも持ってきてもらいたい」という、女性からの注文が多いと言います。

外食チェーンの日高屋は、看板メニューの中華そばの出前を始めました。これまではチャーハンや餃子など配送が簡単な商品に限っていましたが、新しい専用容器が開発されたため汁物も配達できるようになったのです。

専用容器は特殊な素材でできているため保温効果が高く、30分後も66.5度と、熱々のまま届けられます。容器の圧着性も高く、振ったり傾けたりしてもスープがこぼれにくくなっています。

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これまでの容器は、熱湯を入れてフタをすると湯気の蒸気でフタが変形し、ゆがみから汁漏れが起きてしまいましたが、新容器は中皿と上ブタに小さな穴を開けて程よく蒸気を抜くことで、フタの変形を防ぎました。

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新容器は宅配ポータルサイトの出前館が、食品容器メーカーのエフピコと共同で開発。容器が完成すると、出前館でのラーメンの取り扱い店舗数は2倍になったといいます。

出前館の家中和朗さん「いままでラーメンの出前が難しかった店もできるようになったので、他ジャンルの料理も届けることができる」と言います。出前や宅配を強化する動きは、今後もますます広がりそうです。

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この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2020年1月28日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

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(C)テレビ東京

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