企業の商品開発や商品を売り込む時に、マーケティングのプロも頼りにするのが現役高校生。そんな企業と女子高生、コラボの実態とは・・・。
東京・品川区にある創立95年を誇る中高一貫の名門校、品川女子学院、通称品女。これまで様々な企業とコラボレーションして、オリジナル商品の開発を手がけてきました。
今回は高校1年生とカメラメーカーのキヤノンがタッグを組み、デジカメの魅力を考えます。
商品はキヤノンが発売したばかりのインスピック・レック。特徴は、カメラなのに、ファインダーや液晶画面がありません。さらに、防水機能があり、ほこりや砂にも強く、頑丈。
そして最大のウリは「遊び心」。
キヤノンはメインターゲットにしたい女子高校生たちに、冬休み期間中の様々なイベントやシーンで、実際にカメラを体験してもらいました。
冬休み明けの新学期。プレゼンの準備が始まりました。しかし、なぜか鬼ごっこをしている女子高生たち。実は、遊びながらカメラを使って撮影すると面白いと考えました。
また濡れた床に置いて撮影できることに対して、「スマホは床に置けないけど、このカメラは床に置いて撮れる。濡れている所にも置けるし」と普段、使い慣れたスマホとの違いを強調します。
そして迎えたプレゼン本番。動きながら撮るという、アクションカメラならではの面白さを、自分たちが作成した動画でアピール。彼女たちのテーマは"自分が主役になれるカメラ"。
キヤノンの担当者は「他人に撮ってもらって"自分が主役になる"というのは、有りそうでなかった考えなので非常に目からうろこでした」と言います。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2020年1月21日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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