『老舗百貨店"髙島屋"がホテルに』動画はこちら

外国人観光客の増加に伴い、大阪で新たなホテルが続々とオープンしています。"ホテル激戦区"の最前線ではどのような取り組みをしているのでしょう。

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髙島屋が大阪の浪速区に所有する「国の有形文化財」が、大型ホテル「シタディーンなんば大阪」として生まれ変わりました。

昭和初期に百貨店として造られた建物の一部をリノベーションしたホテルで、歴史ある装飾が当時のまま残されています。

ホテルを運営するのは世界30の国にホテルを持つアスコットです。"長期滞在"をコンセプトにキッチンなどを完備した部屋も用意されていて、関西の"観光の起点"として外国人観光客もターゲットにしています。

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訪日客の増加に伴い、大阪ではホテルの開業ラッシュが続き、2019年は50棟以上が開業、2020年も30棟ほどの開業が見込まれています。

そんな中、新大阪駅の近くに「ホテルWBF新大阪スカイタワー」が新たにオープンしました。"景色で客を呼ぶ"をコンセプトに屋上にはルーフトップバー、浴室から夜景を楽しめる客室(宿泊料1万7,900円~)も備えています。

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手掛けるのはインターネットでツアー旅行を販売する「WBFグループ」です。
1977年に関西学院大学のスキーサークルから誕生した会社で、若者向けの「白くまツアー」ブランドで成長しました。

2018年からホテル業界に新規参入し、大阪で急速に事業を拡大しています。東海道・山陽新幹線が行きかう新大阪駅の立地をいかし、ビジネス客だけでなく国内外のあらゆる観光客を取り込みたい考えです。

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この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2020年1月20日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

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(C)テレビ東京

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