『ガイアの夜明け "食品ロス削減ジェラート"』動画はこちら

色や形が悪いことなどを理由に、利用されずに捨てられてしまう野菜を、再び売ることができるように料理人が動き始めました。

20200306_business_02.jpg

東京・築地にあるビルの一室に集まってきた日本を代表する"食"のプロ達。有名シェフや料理研究家によって結成された一般社団法人「シェフード」のメンバーです。

2017年に設立されたこの団体は、捨てられてしまう食材を使った料理教室など、"食"にまつわる啓発活動を行っています。メンバーである中国料理のシェフ五十嵐美幸さんは、食品ロス削減の先頭に立っている一人です。

20200306_business_03.jpg

2019年12月、新潟・魚沼市。五十嵐さんが向かった先は、ジェラート専門店「ハスキージェラート」の本社。廃棄されるサツマイモを使ってジェラートを作れないかとの依頼を受けました。

一見何の問題も無さそうなサツマイモ「紅はるか」。しかし、色や形が少し悪いために出荷ができなかったのです。

こうした店頭にも並ばず廃棄される、いわゆる「未利用野菜」は、膨大な量にのぼるといわれています。

20200306_business_04.jpg

早速、ジェラートの開発に取り掛かる五十嵐さん。甘みが強くクリーミーな舌触りの「紅はるか」を地元の甘酒とミキサーで混ぜ合わせます。それだけでもおいしいのですが、五十嵐さんはイモの食感を残すため、細かくしたイモをアイスの中に入れました。

さらに、傷んだ部分を取り除いた「紅はるか」をきざみ、地元産のクルミとハチミツを入れ、焼きイモの香ばしさを表現しようとほうじ茶を加え、丁寧に炒めます。それをアイスと混ぜ合わせ「食品ロス削減ジェラート」の完成。

20200306_business_05.jpg

2020年、埼玉のJR大宮駅内にあるジェラートショップのショーケースの中には、五十嵐さんが手掛けたジェラート「甘酒と焼き芋のジェラート」が並んでいました。

試食した客の評判も上々で、五十嵐さんは「こうした活動をやり続ければ、世の中は必ず変わっていく」と話します。

『ガイアの夜明け "食品ロス削減ジェラート"』動画はこちら

この映像と記事はテレビ東京「ガイアの夜明け」(2020年1月14日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

テレビ東京の経済報道番組とTBSの「がっちりマンデー!!」を"早見"できる「パラビジネス 見て得する!サクッと経済」は毎日配信中。

(C)テレビ東京

2月のパラビジネス人気動画!
日本アニメも人気 変わるサウジ
「自動調理家電」で手間いらず
成城石井が仕掛ける新総菜戦略
コンビニで売れているモノは?
日本の「生卵」が海外で大人気