『星野リゾートの「肉そば」』動画はこちら

東京・千代田区、オフィス街の一角にある店「港屋2」には行列ができていました。実はこの店は、メニューが1つしかない立ち食いそば店なのです。

午前11時を過ぎると瞬く間に行列ができます。その列の先頭では客が食券を購入していましたが、ボタンは冷たい肉そば1,000円のみ。

器には、ノリ、ネギ、そして豚肉がそばが隠れるほど盛られていて、それをラ―油入りのつけ汁で食べます。

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最大のこだわりは麺のコシ。食べ応えのある麺にするため、湿度によって毎日ゆで時間を変えています。さらにゆでた麺をしめるための水温も重要なポイントのひとつ。

豚肉はつけ汁と同じつゆで簡単に湯通し、味を染み込ませつつ、やわらかさも残します。最後にノリをのせて完成。

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「港屋2」を運営するのは星野リゾ―ト。「湊屋2」は、都心の高級旅館「星のや東京」の1階に入っています。

店主の五十嵐千賢さんは、元々星野リゾ―トの従業員で、マ―ケティングを担当。新規事業の社内公募に、内容を聞かないまま手を挙げました。全くの畑違いだった五十嵐さんが、行列を作るそば職人になるまでにはある人のサポ―トがありました。

東京、虎ノ門にあった本家「港屋」の創業者、菊地剛志さんです。ラ―油入りのつけ汁でそばを食べるスタイルをつくった菊地さんは、いまでも月2回ほど店を訪れ、店の様子や味など気になった点を伝えています。

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この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年12月23日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

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(C)テレビ東京

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