神奈川・小田原市にある"漁港の駅"。相模湾の地魚などを使った刺し身の食べ放題で行列ができます。この"漁港の駅"ができた背景には、小田原市のある悩みがありました。
小田原の地魚中心に刺し身などが食べ放題の店「おさしみ天国」(制限時間59分:大人2,849円・子ども1,529円)。土日は50人以上の行列ができます。
名物は、自分で器に自由に盛り付けてつくる"寿司パフェ"。
店がある「漁港の駅 TOTOCO小田原」は、2019年11月にオープン。鮮魚売り場には朝どれの地魚が並び、フードコートは多くの客でにぎわっています。
相模湾は日本沿岸の魚種の半数以上の1,600種が生息する、豊富な漁場です。
港近くに"漁港の駅"をつくり、目の前に加工処理施設を整備することで、原価が高く鮮度管理の難しい刺し身を食べ放題で提供できるようにしました。
例えば、ある日の目玉は朝どれの"ニベ"という魚。通常は高級かまぼこの原材料となる魚で、刺し身ではなかなか食べられないといいます。
「漁港の駅 TOTOCO小田原」を仕掛けた金城士朗さんは、山梨・南部町で行列ができる"道の駅"の駅長を務めていました。
以前から小田原城とかまぼこ以外のイメージの弱さに悩んでいた小田原市は、道の駅をヒントに「小田原の魚」のブランド化を目指しているのです。
金城士朗駅長は「小田原に来て良かったと思ってもらえるようにしていく」と言います。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年12月20日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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