消費税の増税で外食産業に逆風が吹く中、肉を看板メニューに掲げる新たな店が続々とオープンしています。その戦略とは?
東京・池袋に4つの店が入る「ニクノ」がオープンしました。よだれ鶏や馬肉のカルパッチョなど様々な肉料理を提供しています。
大きな特徴は女性客をターゲットにした店づくりで、女性だけのグループで来店すると飲み物が299円になります。
店を手掛けるスパイスワークスホールディングスの下遠野亘社長は「消費税の影響で客足が遠のいているので、いろいろと欲しがるのではなく、何かに特化することが大事」と言います。
肉を売りにする外食産業の中でも、急成長しているのが「やっぱりステーキ」。
看板商品の「やっぱりステーキ(180グラム)」は1,000円で、ライス・サラダ・スープが食べ放題と低価格が強みです。
さらにユニークなサービスが、ラーメンの替え玉ならぬ"替え肉"。もう少し食べたい人は500円でハーフサイズ(90グラム)のおかわりができます。
「やっぱりステーキ」のルーツはステーキ激戦区の沖縄県で、2019年は大阪などに20店を出店。"替え肉"も沖縄での成功をきっかけに全国の店舗に導入しました。
やっぱりステーキを運営するディーズプランニングの義元大蔵社長は「ニンジン・ポテトなど野菜の付け合わせを全部なくして肉一本にした」と言います。
肉へのこだわりとコスト管理で急成長し、東京への出店も検討しています。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年12月13日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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(C)テレビ東京
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