イタリアでは知らない人がいないと言われている老舗高級チョコレート店が、日本に初出店。高級店には珍しいちょっと変わった売り方で日本での市場拡大を狙います。
2019年12月12日に東京・銀座にオープンしたイタリアの高級チョコレート店「Venchi(ヴェンキ)」。店内には90種類以上のチョコレートと16種類のジェラートが並びます。
高級店には珍しく、40種類以上のチョコレートの中から好きなものを選んで買える「量り売り」をしています。チョコレートはどれを選んでも1グラム17.3円です。
1878年にイタリア・トリノで開業したVenchi。現在では世界各国に100を超える直営店があり、70カ国に輸出しています。
そんなVenchiが、いま日本に進出する理由には、日本のチョコレート市場にありました。
日本のチョコレート市場は継続的に伸びていて、なかでも高級なものが人気で平均単価が上がっています。
Venchi成功のカギは、ジェラートとのシーズン戦略にあります。夏に売れるジェラートと、冬に売れるチョコレートの両方を販売することで閑散期をなくす狙いがあります。
ヴェンキ・ジャパンの藤本哲平取締役は「ジェラートは大人が自分のために食べるのに非常に良いデザートなので、ジェラートで"ごほうび需要"を開拓していきたい」と話します。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年12月11日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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(C)テレビ東京
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