高級食パンがブームになるなど、全国でパンの需要が増えています。そんな中、地方のベーカリーが作るパンを東京都心のオフィスに届ける新たなサービスが始まりました。
このサービスは、冷凍パンの宅配(1個250円・税抜・送料別)で、月替わりで最大8種類のパンがオフィスに届きます。
宅配サービスを手掛けているのは、冷凍パンメーカーに勤務していた矢野健太さんが立ち上げたベンチャー企業「パンフォーユー」。
"高級パン"ブームでパンの需要が増える中、都心のオフィス近くにはベーカリーが少ないことに着目しました。
クオリティーや価格の面でこだわった地方のベーカリー15店舗とすでに契約していますが、サービスの拡大に向け常に新たな店を探し歩いています。
矢野さんが訪れたのは、前橋市で80年以上続く「松田製パン店」。地元の幼稚園などに卸売りしていますが、人口減少で将来的に売り上げの低下が懸念されることから、新たな販路を期待してパンフォーユーと契約を結びました。
矢野さんは「都心には、おいしいパンを食べたことがない人がかなりいるので、冷凍パンの流通で知ってもらいたい」と言います。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年12月4日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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(C)テレビ東京
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