今、自宅でご飯を作って食べる「内食」の需要増加に期待が高まっています。自炊を後押しするため家電メーカー各社が動き出しました。
シャープは、内食需要の拡大を受けて新商品を発表しました。
「ほったらかしておいたはずなのに、まるで手間をかけてつくったような料理ができる」という、水のいらない自動調理鍋「ホットクック」の上位機種です。
これまで主なターゲットだった ファミリー層だけでなく 少人数の世帯にも使いやすいように、よりコンパクトな作りになっています。
さらに、2層構造になっており、一気に2つの料理が調理できます。鍋の下で汁物や煮物を作り、その蒸気を利用して、上のトレーでは蒸し物などを作ることができます。これなら手間なく、品数を多く作れます。
少人数世帯の内食需要をこの新商品で囲い込む狙いです。
神奈川県に住む2児の母、稲垣飛鳥さん。キッチンにはあるのは、最新のパナソニックのスチームオーブンレンジ「ビストロ」です。
稲垣さんは、モニターとして、この商品を利用しています。インターホンが鳴り、自宅に届いたのは、食材セット。実はこれ、オーブンレンジ「ビストロ」で作る料理の食材を配達するサービス。パナソニックが食材宅配大手「ヨシケイ」と組んで、展開しています。
ユーザーの自炊の手間を軽減させるために、生まれたこのサービス。ヨシケイが提供しているメニューの一部を「ビストロ」向けにしました。専用アプリを通じて注文すれば、自宅に届く仕組みです。
届いた食材すべてを1つのボウルに移し、ビストロに入れてアプリの送信ボタンを押すだけで自動で調理してくれます。わずか15分で、できたのは麻婆豆腐。
パナソニックは今後、家電を販売するだけでなく、こうしたサービスをセットにすることで、事業の拡大を目指します。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年11月15日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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(C)テレビ東京
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