花王が開発した「人工皮膚」技術。花王はこの技術を応用したスキンケア商品を発売しました。
花王とパナソニックが共同開発したスキンケア家電「バイオミメシス ヴェール」(美容液・化粧液付き・7万円)です。
肌に専用の保湿美容液を塗り、新商品を肌に近づけてスイッチを押すと薄い膜ができます。膜で覆うことで、肌の水分が一定に保たれるため、寝る前のスキンケアに最適なのです。
これはファインファイバーと呼ばれる、髪の毛の約100分の1の細い繊維でできていて、人工皮膚への応用も期待されています。
花王の澤田道隆社長は会見で「これまでやってきた延長線上ではできないレベルをこのテクノロジーを使って達成する」と自信を持って語りました。今後は、やけどやアトピーの治療など、医療分野への活用も検討しています。
澤田社長は「5年、10年先の花王をささえる技術になる。グローバルに1,000億円くらいのビジネスの広がりにしたい」と期待を込めて語ります。
この映像と記事は「ワールドビジネスサテライト」(2019年11月1日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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