SNSの利用人口が増加する中「写真の投稿」が招くトラブルが急増しています。写真投稿に潜む「落とし穴」とは。
誰もが気軽に行うようになった「SNSへの写真投稿」。
そんな中、写真を無断で広告などに悪用される被害が多発しています。ある女性は、ツイッターに載せた自撮り写真が悪用サイトに利用されていました。その結果、卑わいなメッセージが届くなどの被害があったといいます。
「写真投稿」には写真を悪用される被害だけでなく、自分に関する"間違った情報"が出回るリスクも潜んでいます。
常磐道で"あおり運転"を行った男女が逮捕された事件では、SNSに投稿した写真の服装が似ていたという理由だけで、全く関係のない女性が逮捕された女と間違えられ、中傷される事態に陥りました。
また最近では女性アイドルの瞳に映った景色から住所を特定し、わいせつ行為をした男が逮捕される事件も起きています。
写真などから個人情報が特定されると、"生体情報"を利用される可能性もあるといいます。条件次第ではスマホで撮った写真を解析することで、金融機関などの指紋認証を突破する精度の指紋が抽出できてしまうのです。
国立情報学研究所の越前功教授は「カメラの解像度が高くなってきて、生体の部位が抽出される脅威もある」と警鐘を鳴らします。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年11月6日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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(C)テレビ東京
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