空前のタピオカブームは全国に波及し、商店街を活性化する起爆剤として期待されています。シャッター街に出店されたタピオカショップ、その効果は?
JR福井駅前の商店街に異変が起きています。4カ月の間に5つののタピオカドリンク専門店がオープンしたのです。
この商店街はもともと、老朽化と高齢化により閉店する店が増えていました。300ほどある店舗のうち多い時で、約50の空きがあったといいます。
しかしタピオカ店などの進出もあり、空き店舗が39にまで減少。客層も若返っているといいます。
全国的に広まるタピオカブームを受けて、台湾政府は「台湾タピオカ商談会」を初めて福岡で開催しました。参加したのは台湾企業21社。タピオカの原料はもちろん、ミルクティーに使う茶葉や、専用のカップの業者など、関連する企業が勢ぞろいしました。
タピオカの輸入は急増していて、2019年は前年に比べて4倍以上に増えています。日本で起きている空前のタピオカブームをビジネスの拡大につなげようと、商談にも熱が入ります。
商談会場ではカラフルなタピオカや、インスタ映えを狙った新たなドリンクを売り込む姿も見られました。台湾対外貿易発展協会の顔銘華さんは「台湾で30年前に飲まれるようになったタピオカドリンクが、今後、日本でもコーヒーのように、一種のライフスタイルになるまで持っていきたい」と話します。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年10月4日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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(C)テレビ東京
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