大手百貨店で2020年の「おせち商戦」が始まりました。令和最初の「おせち商戦」は10月からの消費増税を意識しているようです。
髙島屋が2020年のおせちをお披露目しました。血糖値上昇を緩やかにする甘味料を使った「〈美食良菜〉和・洋 二段重(2万8,000円)」や、美容効果をアピールする「スーパーフードおせち(1万2,000円)」など、1,150種類のおせちを用意し、あらゆるニーズに対応します。
髙島屋のバイヤー、山下聡さんは「おせちは軽減税率の適用商品。商機と捉えている」と言います。
髙島屋と同じ日に2020年のおせちを発表した松屋は、軽減税率適用のメリットを生かすため、全国の有名レストランがプロデュースするおせちを増やしました。
松屋・おせち担当バイヤーの鈴木章浩さんは「前年比110%の売り上げを目標に掲げている」と言います。
販売されるおせちの中には軽減税率が適用されないものもあるため注意が必要です。
例えば、松屋が販売する「ザ・ペニンシュラ東京『和洋中三段重 プレミアム』」(16万5,000円)」は越前漆を使った重箱を使用しています。高級な重箱に入ったおせちは純粋な食品とはみなされず、軽減税率が適用されません。
商品を開発したザ・ペニンシュラ東京の加地吉治副総料理長は「高いおせちを買う人は消費税が8%でも10%でも気にしないだろう」と語ります。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年9月2日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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