手軽な移動手段として欧米などで人気が広がっている電動キックボード。この電動キックボードを日本でも、観光や地域住民の足に活用しようという動きが始まっています。
千葉市は現在、市内にある公園の3カ所に合計15台を設置。さらに、公園の最寄り駅周辺にも設置するなどして、電動キックボードを観光の目玉にしたい考えで、事業者と組んで電動キックボードレンタルの実証実験を開始しました。まずは専用のアプリを使って、電動キックボードのロックを解除。
普通のキックボードの要領で、2、3回蹴って勢いをつけてからアクセルレバーを押して加速し、海風を体に受けながらさっそうと公園内をドライブができます。
電動キックボードは登録すれば誰でも所定の料金で利用できます。ただ、現在の法律では原動機付自転車と同じ扱いなので、運転には免許証の携帯と、ヘルメットの着用が義務付けられているほか、車体は原付自転車と同じ保安基準を満たす必要があります。
電動キックボードの活用は、他の場所でも・・・。
埼玉高速鉄道の浦和美園駅では、2019年3月から電動キックボードのシェアサービスを導入しました。
例えば、駅から約3キロの場所に向かうバスは1時間に1本しかありません。こうした交通空白地帯を埋めるツールとして、さらに近隣の住民にも日常の足として活用してもらう狙いもあります。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年7月11日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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