回転ずしチェーンのくら寿司やスターバックスでは、2019年10月の消費税増税に伴う軽減税率の導入で、飲食業界にも新たな流れができると予測。それに向けて打ち出した新たなサービスとは!?
くら寿司が始めたのがスマホで持ち帰りの事前注文ができるサービスです。
アプリで店舗を検索し、メニューを選ぶだけで、客は店で待たずに商品を受け取ることができます。「消費税率引き上げ(10%)に伴う軽減税率(8%)の導入で、外食を控える代わりに持ち帰りの客が増加すると予測している」と、くら寿司の田中信副社長は言います。
また電話での持ち帰り注文に比べて、注文確認の時間短縮など従業員の負担軽減にもつなげたい考えです。
スターバックスが2019年6月から開始したのが、スマホで事前に注文と決済ができるサービスアプリで、店舗と商品を選んで決済を行います。現在、アプリが利用できる店舗は限られていますが、2020年には全店舗に導入する予定です。
スターバックスでも、軽減税率の導入によって消費者行動は傾向が変わると想定しています。このアプリを利用してもらい、よりスムーズに快適にスターバックスを利用してもらえれば、とスターバックスコーヒージャパン・デジタル戦略本部の清水省吾部長は言います。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年7月16日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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