これまでの機能性ノンアルコールビールは、"脂肪や糖の吸収を抑える"というものでした。
対してサントリーのオールフリーは、ローズヒップ由来のティリロサイド成分を配合することにより、ティリロサイドの特徴である「内臓脂肪を減らす」ことを打ち出しました。
直接的な表現をすることでビール好きの悩みを狙い撃ちした超機能性商品です。
理由がありました。
ノンアルコールビールは酒税がかからない上に、2019年10月に予定されている消費税増税でも、軽減税率8%の対象になっています。それでも、市場はここに来て成長に一服感が出ています。
そこで新たな進歩が求められています。
キリンも発売前のパッケージ案には「お腹まわりの脂肪を減らす」の文字が。ビールに使う原料の健康機能を研究しているキリンでは、世界で初めて、ホップを熟成する過程でつくられる成分に、脂肪を減らす効果があることを確認しました。
キリンホールディングス R&D本部 健康技術研究所の山崎雄大さんは「他社との比較は難しいが、熟成ホップについては自信を持って機能性がある」と、言います。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年6月17日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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(C)テレビ東京
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