東京・渋谷区にある小さなバー「MOKUBAZA(モクバザ)」。週末は常に30人ほどの行列ができるという人気店です。どんな酒が客を呼ぶのかと中をのぞくと、客が写真を撮りながら食べているのはカレー。店長の宮本英哲さんが「日本一、世界一おいしいキーマカレーを作ろうというコンセプトで、メニューをカレー1本に絞り、研究を重ねて作った」チーズキーマカレー(1,120円)です。
一見、大きな目玉焼きと見間違えてしまうようなチーズキーマカレー。食べ方のコツは、まずは黄身を割り、チーズの下に隠されたキーマカレーとご飯を混ぜます。
15種類のスパイスをふんだんに使っていて、その見た目からは想像できないほど本格的な味。さらに整腸作用のあるスパイスを使っているため、体に優しいといいます。夜中に食べても胃にもたれないヘルシーなカレーです。
カレーに強いこだわりを持つ店長の宮本英哲さんですが、生粋の料理人ではなく、元々はグラフィックデザイナーでした。MOKUBAZAは2004年、昼はデザイン事務所、夜は大好きなカレーを出すバーとしてオープン。料理は素人だったため、以前、食品会社でカレールーを開発していた友人をスタッフとして雇い、一からカレーづくりを教わりながら宮本さんは寝る間も惜しんで研究を重ねたといいます。
オープンから4年が過ぎた2008年、徐々に人気が出てくると、宮本さんはグラフィックデザイナーを辞め、バーテンダーも人に任せて、カレー作りに専念。1度に2日分、200人前を20時間かけて、毎日仕込みを行っています。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年6月21日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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(C)テレビ東京
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