モノを売ってモノを買う、現代版の物々交換「モノ払い」。売りたいモノを撮影してスマートフォンで送信すると、即座に査定して現金が送られるアプリ「CASH(キャッシュ)」を開発したバンクが、この「モノ払い」を仕掛けました。
支払い方法で「モノ払い」を選ぶと、スマホのカメラが起動。売りたい所持品を撮影し、送ると査定が始まります。
商品から査定額を引いた金額を払えば、商品を購入することができます。おつりが発生した場合は、指定した口座に振り込ませることができ、売った品物は後日郵送すれば手続き完了です。CASHを導入した旅行サイトの「エアトリ」では、早速このモノ払いを選ぶ利用者が続出しているといいます。
全国に65店舗を構えるアパレルブランドの「ナノ・ユニバース」も、自社通販サイトでの決済方法として「モノ払い」を加える予定です。「モノ払いはエンターテインメント性がある。何か売れるモノはないかと家の中で探す、ゲーム感覚で楽しんでもらえる要素があるのも魅力」と、ナノ・ユニバース PR・マーケティング部長の田中直樹さん。現代版の物々交換「モノ払い」は、今後浸透していくのでしょうか。
この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年6月12日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
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