きちんと掃除をしていても、気温や湿度が高くなると、気になり始める「部屋のニオイ」。

そんなニオイの悩みを解決する、新たなビジネスに迫ります。

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シャープが「ニオイ対策」にこだわった家庭用の除菌脱臭機を発表しました。通常の空気清浄機にも脱臭機能はありますが、新製品ではホコリなどを取る機能を省き、脱臭・除菌に特化させました。

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シャープがニオイ対策に着目した背景には「高齢化」があります。

高齢世帯では室内でペットを飼う比率が高く、また在宅介護をしている家庭では排せつ物のニオイに困ることも多いといいます。

シャープ空調・PCI事業部の大西竜太事業部長は「ニオイに特化した製品はますます増えていく」と語ります。

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家庭用だけでなく賃貸住宅やホテルなどに向けたニオイ撃退ビジネスも登場しています。

床のリフォームなどを手掛ける東京・墨田区のナオス・テックは、UR都市機構などと共に部屋のニオイを減らす工法を開発しました。

特に凸版印刷と開発した「ナオラップシート」はニオイの原因となるアンモニアなどの遮断に強い威力を発揮します。

ナオス・テックの佐藤喜政会長は「新しい産業として広げていきたい」と抱負を語ります。

この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年5月28日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

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(C)テレビ東京

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