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渋谷:あとすごい機能で七色ライトっていう機能なんですが、インタラクティブなコンテンツになっていて、花火の最後にみんなにこのスマホを表示してもらって、会場中がこれでパーッて光るんですよ。

瀧口:えー。

奥平:それはバックライトで花火を照らす感じですか?

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渋谷:実はこれコンテンツの一つなんです。最後みんなで上げる花火みたいになっていて、全部の端末で同期していて、同じ色が映るんです。

瀧口:ライブの時のお客さんがもつペンライトみたいな。

渋谷:そうです。50万人の人がこれをやるんです。

奥平:これはいつからやってるんですか?

渋谷:去年からですね。アプリ自体は一昨年からやっていて、毎年改良しています。今年はもうすぐアップデートができるんですけど、していただくと現在地からトイレまで案内してくれる機能が付きます。どれだけ高機能なんだと(笑)。

奥平:トイレの空き状況まではわからないですか?

渋谷:そうなんですよね。

奥平:IoTセンサーを付ければいけるんじゃないですか?

渋谷:アイデアいただきます(笑)。

瀧口:あらゆる技術を駆使して長岡花火を盛り上げるという(笑)。

渋谷:こういったアプリを作りましたし、当日の緊急情報などの通知の運営も僕らがしています。花火も打ち上げて地元に還元するという。

瀧口:今後のさらなる目標はあるんですか?

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渋谷:そうですね。AppApeの事業も順調で日本だけじゃなくて韓国などにもたくさんお客さんがいて、もっともっとグローバルにしたいです。日本のITのサービスで世界にいけるものって本当に少ないので、それを率先してグローバルサービスにしていきたいと思っています。あとはスマホって一つの大きなイノベーションだったと思うんですけど、その次がまた絶対あると思うので。

奥平:大体10年スパンでデバイスなりプラットフォームなりが変わってきた歴史がありますよね。

渋谷:次のタイミングではもっと主要プレイヤーとして次の波に乗りたい。よくベンチャーって波に乗るって例えられますよね、スマホの波とかインターネットの波とか。僕が結構自分の戦略として一番大事にしているのは、波に乗るのはもちろんですけど、波の近くに住んでいることが大事だなと思っていて。波の来る近くの場所に住んでいていつでも乗れる環境がある。それがすごく準備できているのかなと思っています。柏の葉のオフィスだったり新潟だったり。次の波はもっと手前の段階から確実にとらえたいなと思っています。

奥平:見えて来ましたか?スマホの次の波は。

渋谷:結構いろいろなものがあって。わりと創業時から考えとしては変わっていないんですが、インターネットやITがパソコンからスマートフォンにガーッと移ってきて、だんだん伝播していく。いわゆるIoT、家電みたいな概念、今後車などもあると思うんですけど、もっとハードウェアに近付いていく。スマホ以外のハードウェアが必要になってくるものだと思うんですね、こういうソフトウェアって。そういう流れで僕らはスマホ以外の次の所もやりたいなと思っていますし、もう一つ直近で考えると、車に乗っている時に結構みんなAirPodsを付けていますよね。

奥平:この1年くらいで一気に増えましたよね。

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渋谷:結構あれトレンドになってきていると思っているので、デバイスを見ないでアプリケーションに接触する時間が長くなっている。そういう部分だったり、いろんなものがどんどん来るとは思うので、僕らとしては楽しみなところですね。

瀧口:波を常にウォッチしているという。海の家みたいな感じですね。

渋谷:そうですね。ちゃんと波が来る場所にすごく快適なビーチハウスを作っておく。あとは最後に挙げるとすると、20代っていうのは割と自分のことや会社のこと、仲間たちのことに時間を使っていたので、今後の10年というベースで考えるとちょっとずつ始めている地域への還元だったり、起業した後輩や後世への還元みたいなところも少しずつやっていきたいと思います。

瀧口:ありがとうございました。

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