近くで採れて鮮度がいいはずなのに、意外と良いイメージがない東京野菜。野菜に力を入れる大手レストランチェーンが目を付けました。

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アメリカ発祥のレストラン「シズラー」が、東京都内にアジア最大級の店舗をオープン。シズラーといえば旬の野菜たっぷりのサラダバーが売りで、野菜のメニューが充実していることでも有名なレストランです。この新店舗では東京でとれた"東京野菜"を提供します。

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看板メニューのサラダバーに並ぶのが、「のらぼう菜」という東京伝統の野菜。そんな「のらぼう菜」を作ったのは、都内の生産者グループ「東京ネオ・ファーマーズ」。メンバーは皆、農家出身ではなく、新しく農業を始めた人ばかりです。

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都心から西へ約40キロの瑞穂町。メンバーの野元裕樹さんは、脱サラして農業を始めました。「雇われないで、自分で何でも決められる。生産管理からすべて自分で決められることが魅力」と話す野元さん。しかし、販売先も自分で探さなければならず、作っても売る当てがないこともあり、サラリーマン時代に比べ、収入は4分の1ほどに。

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シズラーの試食会には、野元さんをはじめ、東京ネオ・ファーマーズのメンバーも参加しました。自分達が作った野菜が並んでいることに、感慨もひとしおです。シズラーを運営するアールアンドケイフードサービスの上村浩二社長は「野菜はフレッシュさが命なのでネオファーマーズから直接仕入れることにより最低でも2日で客に届けられる。全店のシズラーに広げていきたい。」と話します。

この映像と記事はテレビ東京「ゆうがたサテライト」(2019年4月3日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

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