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瀧口:こちらの記事を見ていると、他の方にポンとボールが飛んでいるのですが、これはどういう意味ですか?

端羽:私の場合は先輩をスカウトしました。

瀧口:それはどういった経緯だったんでしょうか。

端羽:(瓜生さんは)元々サークルの4個上の先輩で、先輩は大学院まで行ったのでゴールドマンでは2個上の先輩でした。私はゴールドマンを1年で辞めたんですけど、先輩は19年勤めて、ある日、「そろそろ辞めようと思っているんだよ」という一斉メールが来まして。私はすぐに連絡をして、「先輩、幹部層をわが社は求めております」とお誘いしました。

林:瓜生さんは伝説の人ですよね。

端羽:本当に性格が良くて兄貴肌で、優秀なんです。うちの社員なのでこんなに言うのもあれなんですけど、サークル時代からそうで、憧れの先輩でした。

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瀧口:人柄もよく分かっているし、というところでスカウトを。

端羽:うちもVCさんからお金が入っているので、「経営幹部層を充実させなさい」とずっと言われていて・・・。でもそういう人をいきなり外部から呼ぶのって難しいじゃないですか、お互いに。なので、「これだ!」と思って。先輩すぐには来てくれなかったんですけど延々と話をしました。

林:瓜生さんがビザスクに行くって聞いた時には「マジで!」ってなりました。超有名な人なんです。

端羽:「スタートアップって楽しいですよ」って。

瀧口:元々スタートアップ思考というのはあったんでしょうか?

端羽:特になかったと思うんですけど、とにかく新卒でずっと同じ会社で働いていたので違うところを見たいと。それなら私にもチャンスがあるなと思って延々と誘い続けました。「まずは会社を見に来てください」と。

瀧口:林さんの方はこちらですね。

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林:伊藤君ですね。伊藤君は、スポーツ愛好会なのに練習には2回くらいしか来たことがないんです。

端羽:せっかく(セレクションされた)30人に入ったのに(笑)。

林:彼は本当にやる気がない人で、ラケットも持ってきてなかったんです。だから僕が文句を言いに行こうと思って、そこでまず顔を覚えました。それから僕が4年生になった時に単位が足りなくて、経済学部は本郷から駒場に戻って単位を取らなくてはいけない制度があったんです。ノートがないので困っていたんですけど、席の3つくらい前に伊藤君がいたので、「俺ノート無いからノート見せて」と声を掛けました(笑)。

瀧口:若干パワハラみたいですね(笑)。

林:伊藤君も結構つわものなので、「じゃあ取引しましょう」となりました(笑)。それから意気投合して大学時代に一緒にWEB制作会社をやっていたこともあります。僕が(イギリスの)ロンドンにいた時も、彼はスウェーデンにいたんですけど遊びに来てくれたり、家族ぐるみの付き合いもありました。

瀧口:練習には2回しか来ていないけど、そんなにお付き合いがあったんですね。

林:どちらかというとその後に二人でWEBページの制作とかやっていたので、それですごく親交が深まりましたね。彼は(スイスに本社を持つ金融機関)UBSでかなりレベルの高い人だったので。(日経の)記事では僕が数十回誘ったことになっているんですけど、あれは虚偽報告で実際は5回くらいしか誘ってないです(笑)。彼が入ったのは2015年の8月なんですけど、僕が何度か打診しました。当時ナウキャストという日経が出資した会社を買収しまして、買収の際に「そろそろシンプルに大変なので、ぼちぼち一緒にやろうぜ」という話をして来てもらいました。

瀧口:サークルがきっかけでこんなにビジネスに発展するってすごいですね。

端羽:何十回って書いてあったんだ(笑)。私も瓜生さんに懇願したって書いてありました。

林:全然いいんですけどね(笑)。でもあれは嘘です。

奥平:あの辺で記事を書いた人が笑ってます(笑)。

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