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瀧口:そしてフィナテキストの林さん。フィナテキストは2013年創業で、ネクストユニコーン調査の(推計企業価値ランキングの)9位にランクインされている注目企業ですね。

林:ありがとうございます。

奥平:60億円の調達の時ですよね。KDDI含むジャフコ、未来創生ファンドなどから。

瀧口:どのような事業をされているんでしょうか?

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林:主に資産運用の領域で幅広く金融サービスを提供しています。主な事業としては、スマートプラスというスマホ型の証券会社を持っていて、次世代の証券プラットフォームを事業会社に提供したり、自社でストリームという手数料0円の株アプリを提供したり、資産運用のところで幅広く開発、データ分析、証券をしている会社です。金融の領域って"1本足打法"が中々難しいので、幅広くいろいろな事業をしているという感じです。

端羽:海外もありますよね。

林:我々は今日本を含めて5カ国で展開しておりまして、ベトナム、日本、台湾、スリランカ、イギリス。海外での従業員が半分くらいです。

瀧口:ストリームというものは、目標とされているのはどういうところでしょうか。

林:株取引って難しいじゃないですか。なので面白おかしくみんなの意見を聞きながらすっと取引したい。TwitterにBUYボタンがついているようなイメージを達成したくて、いかにシームレスにできるかということを達成したいと思っています。若年層が株取引に対して気軽にできるような世界を目指していきたい。

瀧口:裾野を広げるという意味で。

林:そうです。

奥平:それこそニュースを読んだりするわけではなくて、SNSで情報を得て株を買うというような。

林:そうですね。株というとPERとかPBRとかの話になるので、普通の人にはハードル高いじゃないですか。なので、もう少しライトにみんなの意見を聞きながら、株を見つけたり買ったりというような世界観を作っていきたいと思っています。

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奥平:始められたのは去年でしたか?

林:そうですね。2018年の7月からベータ版を提供し始めて、今年から徐々にエンジンをかけて頑張っていこうかと思っています。

奥平:口座数はどれくらいですか?

林:口座数はここから上げていく予定で。沢山あったら言えるのですが・・・。

瀧口:では目標はどれくらいですか?

林:当面は10万口座です。ただ自社だけのサービスではなくて他社に提供しているところも内定しているところがあって、そこも含めるとかなりの数取れるかと思います。

奥平:今口座数が開示はされていないけど10万口座を目指すということですが、直近で使っている人の平均年齢はどれくらいですか?

林:日本で"ミレニアル世代"ってあるじゃないですか。僕は45歳くらいまでだと思っているんですけど。

奥平:入れてもらえた(笑)。

端羽:私も自分でミレニアル世代だと信じています(笑)。

林:端羽さんはかなり若い方だと思います。例えば第一世代の対面型の証券は平均年齢が65歳を超えていると思うんですけど、第二世代のネット証券もスタートしたのは大体40代くらいで、今の50代半ば~後半くらい。僕らのイメージとしては平均30代半ばです。

奥平:若いですね。

林:結構若い方々にやっていただいているので、ほとんどのアセット(資産)って60歳以上が持ってるじゃないですか。なので少し時間かかると思うんですけど、これから徐々にUI(ユーザーインターフェイス)、UX(ユーザーエクスペリエンス)のいいところにシフトしていくのは「10年くらい経てば・・・」と思っているので、それくらいドンと構えてやりたいなと思っています。