リーズナブルな飲食店などが集まる東京・神田に、外国人を対象にした「VR忍者道場」がオープン。道場で再現されているのはアニメや漫画を読んだ外国人が持つ「間違った日本のイメージ」だということです。

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駅近くの神田西口商店街を歩くのはVR忍者道場のプロデューサー、福島一郎さん。実は商店街を巻き込み神田を忍者の街にしようともくろんでいます。福島さんは日本のコンテンツとして一番バリューを持っているのが「忍者」だと言います。

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道場に入ると全てが英語。訪日外国人だけをターゲットに刀の使い方や手裏剣の投げ方など基本的な技術を教えてくれます。

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そして、最新のVR空間の中で手裏剣や忍法を使い、敵を倒して点数を競います。価格は6500円からで、日本人も貸し切りプランに限り体験することができます。訪れた外国人も「忍者を体験できてとても幸せ」と笑顔を見せます。

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こうした動きに、商店街も期待を高めています。神田駅西口商店街振興組合の理事長の秋山利昭さんは、外国人に知ってもらうきっかけとして「忍者道場が1つの中心的な核になればいいのでは」と期待を寄せています。

この映像と記事はテレビ東京『ゆうがたサテライト』(2019年3月18日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

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