電車をコンセプトにした東京・中央区「トレインホステル北斗星」。少し硬めのマットレスに、暖かみのある照明。座席番号、廊下を照らす明かり、ハシゴに至るまで、全てが2015年に運行を終了した寝台列車「北斗星」のものが使われています。

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運行終了を惜しむファンにJR東日本が応え、実現しました。当時は数万円かかった個室も、ここなら4,000円から泊まることができます。

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「NIPPONIA HOTEL 奈良 ならまち」は150年以上の歴史を持つ豊澤酒造が使用していた酒蔵を客室にしています。階段も天井も壁の一部もそのまま利用しています。フレンチをベースにした創作料理と日本酒がふるまわれ、味覚と視覚の両方で「酒」を楽しむことができます。

「奈良は日本酒発祥の地と言われているが、それを知っている日本人は少ない。海外の人にも併せて日本酒の魅力を伝えたい」と運営する総支配人の木村さんは話します。

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海外旅行の気分が味わえるのが、エーゲ海のリゾートホテルがコンセプトの「ヴィラ サントリーニ」です。青空に映える建物と、一切遮るものがない大パノラマ。エーゲ海に浮かぶ世界的な観光名所サントリーニ島に見立て、断崖絶壁の上に建設されました。どこから写真を撮っても、エーゲ海のリゾートに見えるよう作られています。客室も現地の客室を再現しました。

この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年3月25日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

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