1949年3月19日、「はとバス」が定期観光をスタートさせました。一時は低迷したものの、今ではバブル期に匹敵するほど業績が伸びています。70周年を迎えた「はとバス」人気回復の理由とは。
2019年3月19日。バス7台を仕立てて70周年の記念ツアーが東京駅をスタートします。
定期観光が始まった時は、上野公園、皇居前、赤坂離宮、浅草など、都内の名所を3時間半かけて回るコース。東京オリンピックが開かれた1964年に利用者は年間120万人を超えました。
はとバスの中村社長は「終戦まもないころにスタートしたが、この70年間ずっと走り続けてきた。感慨深いものがある。2002年に利用客は52万人まで減ったが、その後総合的に客に評価されて増えてきたのかなと思っている。」と話します。
利用客の9割は日本人で、主にシニア層の女性。人気の理由は、昔ながらのガイドがいる安心感です。
「はとバス」本社では、ガイドの候補生が研修中。その中に、2人の男性が...。実は「はとバス」初めての男性バスガイドなんです。
「たくさんの客に、観光を楽しんでもらえて笑顔を与えることができるバスガイドになりたい。」と抱負を語る男性バスガイド。「はとバス」利用者の多くを占めるシニア女性のココロをつかむことはできるでしょうか。
この映像と記事はテレビ東京「ゆうがたサテライト」(2019年3月19日放送)の内容を配信用に再構成したものです。
テレビ東京の経済報道番組とTBSの「がっちりマンデー!!」を"早見"できる「パラビジネス 2分で経済を面白く」は毎日配信中
(C)テレビ東京
- 1